ツーリング

一日の疲れを癒やすだけでなく、出会いの機会もある? 北海道のオススメ宿選び

どこへ旅をしてもそうだが、どんな宿に泊まるかでツーリングの印象はがらりと変わる。
ひたすらリラックスできる快適さを求めるもよし、人との触れ合いを重視するのもいい。をメインに宿を決めるのももちろんありだ。
今回は北海道ツーリングの際にオススメの宿泊場所や宿泊プランを紹介しよう。
 

CHOICE.1 リゾートホテル

パックツアーでお得に泊る

●写真は星野リゾート トマムの雲海テラス。宿泊者は無料で、それ以外は1900円。今年は5月11日にオープン予定。ちなみに雲海を見られる確率は40%とのこと

問い合わせ: https://www.hoshinoresorts.com
 

各種アクティビティなども用意された滞在型リゾートをコンセプトにしたホテルが道内各所に誕生しているが、こういったホテルは事前予約が基本。

ネットで宿泊プランを探す人が多いと思うが、空路やフェリーで北海道に上陸を計画しているなら、移動費+宿が一緒になったパックプランをあたってみるのもいいだろう。
個別に予約を取るよりも手間も少なく、かつ割安な料金でホテルを押さえることができる。
基本設定から追加料金を加えればホテルをアップグレードできるプランもあるので、選択の自由度はさらに増す。

こだわりのアメニティや寝具、心地良い温泉など、体を休め翌日に備えるという意味では最適だと言える。
 

CHOICE.2 公共の宿

質のいい温泉宿に割安で泊まれる

●写真はしょさんべつ温泉 ホテル 岬の湯

問い合わせ:TEL 0164-67-2031
 

公共の宿とは自治体など公の機関が出資設立、運営している宿泊施設。
様々な宿泊施設があるが、お手頃な宿泊料金で利用できる。

中にはこれが公共の宿かと思うほど、充実した設備で人気の宿もある。
北海道の公共の宿はロケーションがいい立地に建ち、温泉が充実した所も多い。

 

CHOICE.3 民宿

個性的な宿が人気


温かいもてなしや、アットホームな雰囲気が魅力だが、北海道では地の物を使った豪華な食事を提供する宿が人気だ。
P.45(Motorcyclist 2019年6月号)で紹介している、食べきれないほどの海の幸が並ぶサロマ湖畔の「船長の家」などはその筆頭。
この他にもたっぷりの寿司(すし)などが夕食に提供される所など、食事が自慢の宿は全道各所にある。
自分の好みや予算などを考慮して選ぶのがいいだろう。
難点は繁盛期の予約が取りづらいこと。
 

CHOICE.4 ライダーハウス

数は減ったが、今でも根強い人気

EZOライダー

●共に寝具が用意された、相部屋(最大4人程度)と個室があるライダーハウス。レンタルバイクの取り扱いや、オイル交換などのメンテナンスなどを請け負うなど、泊まるだけではなく、ツーリングをサポートしてくれる心強い施設。相部屋1泊2800円、2泊目以降2300円、個室1泊3800円、2泊目3300円(それぞれ5月31日までの冬料金) 要予約 

問い合わせ:TEL 015-486-7767
 

道の駅あいおいライダーハウス

●人気のスイーツ「クマヤキ」が名物の、道の駅 あいおいに隣接する相生鉄道公園内のライダーハウス。スハフ42の車両を改装し、車内は畳敷きになっている。シュラフ持参が基本。旅行者が自由に宿泊できるようになっていて、受付(無人)に名前を書いてから利用のこと。室内は火気厳禁。今季は5月〜10月頃まで開設予定

問い合わせ:TEL 0152-75-9101(相生振興公社)
 

その昔は道内各所にあった、大部屋で雑魚寝というスタイルは激減し、今ではベッドなどをきちんと備えた所が増えてきた。
その分利用料金は値上がりしたが、寝具の管理などがしっかりした所が多くなったとも言える。
もちろん、食事をしたら宿泊無料といった所や完全無料のライダーハウスも生き残っている。

宿の雰囲気はその日の宿泊者の面々によるので何とも言い難いが、トラブルなどを避けるため、飲酒禁止、連泊禁止のルールを設けている所も多い。

CHOICE.5 キャンプ場

北の大地に抱かれて眠る

●稚内森林公園キャンプ場は予約不要、無料のキャンプ場だ。サイトは草地で約100張が収容可能。高台に位置していて、日が落ちれば稚内港の望む夜景が見事だが、風が強い日はそれなりの装備を。開設期間は5月1日〜10月31日

問い合わせ:TEL 0162-23-6481

北海道のキャンプ場は景観が良く、廉価な(もしくは無料の)キャンプ場が数多い。
区画割りの無いフリーサイト方式で、予約も要らない所がいくつもある。

道具の用意や設営の手間など、キャンプツーリングのハードルは高いが、それでも北海道での幕営
は大きな満足感を与えてくれるだろう。
数は限られるが、電源を完備したお手頃料金のバンガローやロッジなどがあるキャンプ場も少なくないので、シュラフとマットだけをバイクに積み、それでキャンプ場を回るという方法もある。

自然豊かなロケーションなので、食べ物の管理だけはしっかり行わないと、キツネに食べ物を持っていかれる、テントを裂かれるといったことも起こりがちなので要注意。
 

PICK UP 人気の富良野エリアでオススメ

ホステル・トマール

問い合わせ:TEL 0167-22-0750

富良野の市街地中心部に昨年6月オープンしたツーリスト向けの宿。
ドミトリールームから個室まで、6種類の部屋が用意され、ソロでもマスツーでも使いやすい。
レストランも備えている他、シェアキッチンの設備もある。
1泊3500円〜(時期により異なる)。
 

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モーサイ編集部

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