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50回目迎えた東京モーターサイクルショー、メインビジュアルを高校生以上の学生から公募
通算50回目の開催となる2023年の東京モーターサイクルショー。第50回の節目にふさわしい、明るい色使いが目を引く今回のメインビジュアル「バイクでつながる」をデザインしたのは筑波大学3年生の猪瀬 陽(いのせ ひかる)さんです。
今回の東京モーターサイクルショー開催に際して、高校生以上の学生、専門学校生、大学生を対象に「フィフティーンスアニバーサリー」「#バイクでつながる」をテーマとしたグラフィック、CG、イラストの公募「学生ポスターデザインアワード」が行われました。そこに寄せられたたくさんの作品の中からみごと最優秀賞に輝いたのがの猪瀬 陽さんの「バイクでつながる」だったのです。
最優秀賞・猪瀬 陽さん「幼少期から親しんだバイク、デザインを通じて特別なショーに携わりたい」
これまでなかなか機会がなく、ひとりではバイクに乗ったことはないという猪瀬さんですが、応募の動機は幼少期から頻繁に乗っていたという父のタンデムシートの思い出だったといいます。
「父の運転するバイクの後ろに乗って色々なところへ連れて行ってもらい、小さい頃からバイクに親しんできました。今回の東京モーターサイクルショーは3年ぶりの開催にして、50回目の節目ということで、私自身も強く興味をひかれました。大学では“芸術専門学群”というデザインを学ぶ専攻をしているので、自分の得意なことで今回の特別なショーに携わることができたら……という思いで応募しました。今日はこれから会場を見て回るのを楽しみにしています」
猪瀬さんには、東京モーターサイクルショー協会会長・赤坂 正人(あかさかまさひと)氏より賞状と賞品(商品券30万円分)の目録が手渡されました。
猪瀬 陽さんの「バイクでつながる」は、2023年の東京モーターサイクルショーのポスター、公式ウェブサイトのホーム画面、チラシやパンフレット表紙として、すでに様々なシーンで活用されています。
優秀賞も3点選出、どれも力作
また、最優秀賞の次点として優秀賞も3点選出され、東京工業高等専門学校4年・坂本 楓さんの「キミと、スキをつなぐ。」、都留文科大学2年・成澤 舞さんの「走り出す祭典」、崇城大学1年・杉本 涼真さんの「バイクに集まれ!」が選ばれました。
レポート/写真●モーサイ編集部 中牟田歩実
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