イベント

個性派3輪好きが箱根に集う! ヤマハ トリシティカフェ

バイクの世界にあって唯一無二の存在としてコアなファンを獲得しているヤマハの三輪モビリティ「トリシティ」。現在、そのラインアップは125、155、そして300とモデルも増え、さまざまなシーンで活用されている。

そんなトリシティシリーズのオーナーやファンを盛り上げ、また交流をはかるべく開催されたのがこのイベント。その元となるのは、ヤマハが行っているファンミーティング「ヤマハ ライダースカフェ」で、今回はトリシティ発売から10年を迎えるということで、そのスピンオフイベントとして開催された。

会場となったアネスト岩田スカイラウンジ駐車場には、トリシティオーナーをはじめ多くのヤマハファンが訪れ、交流の場として賑わいをみせていた。またシリーズは異なるも同じ三輪モデルのナイケン(900cc)の姿も見かけられた。

会場を訪れたトリシティオーナーや来場者は会場内に設けられた受付で、「My YAMAHA Motor Web」の会員登録または会員証の提示をして記念品を受け取り、その後は各々自由な時間を過ごすのがこのイベントの流れ。受付の前には今年発売された新型トリシティ125と155、そしてパワフルな走りと快適な乗り心地でより行動範囲を広げてくれるヤマハ期待のモデル、トシリティ300を展示。オーナーたちは新型トリシティの細部を眺め、また実際にまたがってその感触を確かめていた。

そのほか、ヤマハがグローバル展開するオイルケミカルブランド「YAMALUBE(ヤマルーブ)」の展示や体験ができるコーナーが設けられ、興味を持つライダーたちはスタッフの説明を受け、その効果を実際に試していた。この日は天候にも恵まれたこともあり、ヤマハオーナーだけでなくたまたま訪れたライダーたちの中にもトシリティに興味を持つ人なども見られた。全体的にはゆるやかなイベントではあったが、会場に来たトシリティオーナーたちは久しぶりに開催されたリアルなイベントを満喫し、皆笑顔で過ごしていた。


トリシティオーナー限定コーナーとして設けられていたのが、昨年開催されたイベントヤマハモーターサイクルデイでも人気だった記入ボード
ボードにコメントをしたオーナーは抽選を行うことができ、運の良い人はヤマハオリジナルのレーシングトートバッグがプレゼントされた
オイルケミカルブランド「YAMALUBE(ヤマルーブ)」の体験コーナー。実際にシールド用のクリーナーや撥水剤を試すことができ、気に入ってその場で購入する人もいた
新型トリシティ125/155には、最新の排出ガス規制適合させたエンジンをはじめ、静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」、そして従来よりもより滑らかで安定感のある旋回を可能とする「LMWアッカーマン・ジオメトリ」などを採用。より快適なモデルへとバージョンアップされている。もちろん、そんな新型にトリシティオーナーたちは興味津々
イベントに単独で訪れる人もいたが、仲間と一緒に訪れる人も多かった。カスタムを施している人も多く、ノーマルモデル以外、一台として被るようなカスタムは見らられず、元々が個性的なモデルをさらに自分仕様にしている姿を見ることができた
オーナーさんの情報によると、トリシティ125は都市部に多く、地方は155の方が多いという。ヤマハとしては、125、155の上級モデルとしての300モデルを推していき、より認知度を高めていきたいとのこと。またモデルチェンジをして足まわりも強化された125、155モデルを見てもらいたいという

report ●安室 淳一  photo●岡 拓

【開催概要】

開催日:7月22日(土)
場所:神奈川県・アネスト岩田箱根ターンパイク アネスト岩田スカイラウンジ駐車場

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