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Moto2クラス、Moto3クラスでは日本人ライダーが表彰台に
コロナ禍で2年中止となっていたMotoGPが3年振りに日本に帰ってきた。
2022年9月25日にモビリティリゾートもてぎで決勝レースが開催。
まずはMoto3クラスで佐々木歩夢選手(ハスクバーナ)が3位に入賞、続いてMoto2クラスは小椋 藍選手(ホンダ)が優勝と、日本の観客には嬉しいレースが続く。
Moto3クラス 佐々木歩夢選手(ハスクバーナ)が3位表彰台


Moto2クラス 小椋 藍選手(ホンダ)が優勝!


MotoGPクラスはジャック・ミラー選手(ドゥカティ)が優勝
前日は雷雨での中断も挟みながらの予選となったが、決勝当日はまさにレース日和という好天に恵まれ、2日間で5万7千人という観客が激しい熱戦を見守った。
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そしてMotoGPクラスではマルク・マルケス選手(ホンダ)が2019年の日本グランプリ以来のポールポジションからスタート。
しかしレースは序盤からホルヘ・マルティン選手とジャック・ミラー選手のドゥカティ同士のトップ争いに。ミラー選手は2周目にトップに立つとそのまま独走し優勝。
KTM2台による3位争いから抜け出したブラッド・ビンダー選手(KTM)が最終ラップにマルティン選手を抜いて2位へ。
マルケス選手もレース終盤4位に滑り込み、腕の手術から復帰2戦目としては大活躍の日本グランプリとなった。





MotoGPクラス唯一の日本人レギュラーライダーの中上貴晶選手は20位。ワイルドカードで参戦の長島哲太選手(ホンダ)、津田拓也選手(スズキ)はいずれもリタイヤ。また日本での最後のGP参戦となったスズキチームであったが、決勝では2台ともリタイヤとなった。



2022 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL 日本グランプリ
1位 43 ジャック・ミラー ドゥカティ
2位 33 ブラッド・ビンダー KTM
3位 89 ホルヘ・マルティン ドゥカティ
4位 93 マルク・マルケス ホンダ
5位 88 ミゲール・オリベイラ KTM
6位 10 ルカ・マリーニ ドゥカティ
7位 12 マーベリック・ビニャーレス アプリリア
8位 20 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ
9位 23 エネア・バスティアニーニ ドゥカティ
10位 72 マルコ・ベゼッキ ドゥカティ
11位 5 ヨハン・ザルコ ドゥカティ
12位 44 ポル・エスパルガロ ホンダ
13位 73 アレックス・マルケス ホンダ
14位 21 フランコ・モルビデリ ヤマハ
15位 35 カル・クラッチロー ヤマハ
16位 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア
17位 49 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ
18位 25 ラウル・フェルナンデス KTM
19位 87 レミー・ガードナー KTM
20位 30 中上貴晶 ホンダ
DNF 63 フランチェスコ・バニャイヤ ドゥカティ
DNF 42 アレックス・リンス スズキ
DNF 40 ダリン・ビンダー ヤマハ
DNF 85 津田拓也 スズキ
DNF 45 長島哲太 ホンダ







各選手&チーム活躍の詳細は以下のサイトもご覧ください。
■ホンダ
https://honda.racing/ja/motogp/season/moto-gp-2022/557
■ヤマハ
https://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/2022/rd16/220918-rd16.html
■アプリリア(英文)
https://www.aprilia.com/en_EN/aprilia-world/racing/aprilia-motogp-2022-race-japanesegp/
■ズズキ
https://www1.suzuki.co.jp/motor/motogp_japan/2022/report_03.html
レポート&写真●柴田直行 編集●上野茂岐