山梨県鳴沢村にある河口湖自動車博物館・飛行舘が8月1日(日)~31日(火)の1ヵ月間限定で開館します。
1981年創立の同施設は、2021年で40周年を迎えます。2021年度の特別展示としては、1946年に生産が開始されたフランス車「パナール ディナX」が公開されます。
「パナール ディナX」はアルミ製ボディを採用した当時の高性能車で、最高速度120km/hのコンパクトサルーン。また、豪華なインテリアも特徴のひとつでした。

同時期に販売されていたフランスの自動車メーカー・シトロエンの前輪駆動式乗用車をベースとした「シトロエン 2CV サハラ」(ツインエンジンの4輪駆動車)と共に展示され、当時の珍しいフランス車を一度に見られる貴重な機会です。
また、20周年を迎える飛行舘では「ハヤブサ2型」の修復させ、ハヤブサ1型のほか、零戦21型・52型など、旧日本軍の主力戦闘機の数々が展示されます。
なお、館内での三脚の使用は不可ですが、携帯電話、スマートフォンに限り撮影可能で、インターネット、SNSなどへの投稿も問題ありません。
「8月中にしか訪れることができない」というのも同博物館ならではの特徴でもあるので、ぜひとも夏休みのツーリングや家族旅行で訪れてみてはいかがでしょうか。
※新型コロナウイルス感染症対策により、開館期間の変更や入場制限を行う場合があるため、訪問の際にはホームページを確認してください。そして、来館時はマスクを着用し、感染対策を万全にして楽しんでくださいね。
河口湖自動車博物館・飛行館の概要は以下の通りです。
■開催日:2021年8月1日(日)〜31日(火)の1ヵ月間(休館日なし)
■開館時間:10時〜16時
■入館料
・自動車館 大人1000円、子供(15歳以下)500円、5歳以下は無料
・飛行舘 大人1500円、子供(15歳以下)500円、5歳以下は無料
■住所:山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内
■TEL:0555-86-3511
■ホームページ:https://www.car-airmuseum.com
■アクセス
・中央自動車道・河口湖IC、東富士五湖道路・富士吉田ICよりクルマで10分
・富士急行または高速バス 河口湖駅よりタクシー
まとめ●モーサイ編集部・小泉元暉 写真●河口自動車博物館