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A.S.H.クオリティの真髄⑦ 2ストエンジン車を長く楽しむためのオイルとは?

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近年人気が集まり、価格も高騰している1980~90年代のバイクたち。
なかでもRZやNSRといった2ストロークエンジンを搭載したモデルは、その希少性から特に人気を集めていることはご存じのとおり。

4ストロークエンジンでは味わうことのできないパワフルかつレスポンスの良い出力特性が魅力だが、ピストンやシリンダーが損傷しないよう十分気を遣う必要がある。
しかし、一昔前に比べて店頭で見かける2ストエンジンオイルの種類も減少傾向が続いているため、愛車のエンジンを潤滑するのにどれを使用すればいいのか悩んでいるユーザーも多いのではないだろうか。

そんなときにオススメなのが、プレミアムオイルブランド「A.S.H.」からリリースされている2ストエンジン用オイル「PSE 2TCS MOTO-SPEC」だ。
油膜強度が一般的な2ストオイルより優れているというこのオイル、いったいどのようなものなのだろうか?

スモークレスかつ高い油膜強度を誇る2ストオイル

A.S.H. PSE 2TCS MOTO-SPEC 容量:1リットル 参考価格:2040円
販売店:JCDセントラルネット販売またはJCDジャパンへ問い合わせのこと

PSE 2TCS MOTO-SPECは鉱物油とポリブデンを使用している、2ストエンジン用部分化学合成オイルだ。

ポリブデンとはイソブチレンと主体とする合成系炭化水素化合物で、油脂類との相性が良く、熱分解性に優れているのが特長。そのためPSE 2TCS MOTO-SPECはスラッジなどの未燃焼物が発生しにくく、2ストエンジンの宿命でもある白煙の発生をかなり低減することが可能なのだ。

それだけではなく、PSE 2TCS MOTO-SPECは高い油膜強度を誇っているのも特長となっている。
ポリブデンは分子量やタイプによって発揮される性能はかなり異なっているのだが、PSE 2TCS MOTO-SPECは分子量が極端に大きくないポリブデンを使用し、高い油膜強度を発揮するよう合成されている。それにより、一般的な2ストオイルと比べて安定した油膜を保持できるのだという。

オイルの色は少し明るめの琥珀色といったところ。一般的なオイルの色と変わりはない。

使用可能なのは分離給油車のみだが、小排気量車から大排気量車まで、幅広い車両に対応しているのもうれしい。

できる限り「全量交換」を心がけるべし

2ストエンジンオイルは基本的に、オイル警告灯が点灯したらオイルタンクの規定量まで継ぎ足してしまえばOK。

今回オイルのテストを行った、カワサキ・KSR-2のオイルタンク。目盛りはLOWを示しているが、依然使用していたオイルが200〜300ccほど残っているのがわかる。

しかしPSE 2TCS MOTO-SPECの効果をしっかりと発揮させるためには、種類の異なる2ストエンジンオイルを極力抜き取るよう心がけるようにしたい。

ピペットで残っているオイルを抜き出していく。抜き出すのが難しいようなら、1度オイルタンクを外したほうが楽かもしれない。今回は車体を斜めにするなどして、ほぼ全量を抜くことができた。

今回は手間を減らすために、ピペットを使用してできる限り吸い出してからPSE 2TCS MOTO-SPECへと交換することにした。

デイトナ製のジョウゴを使用してオイルを注ぎ込んでいく。オイルの粘度は一般的な2ストオイルと変わらないので、難しいことはひとつもない。

オイルタンクを外してオイルを完全に入れ替える……という方法もあるが、車両によってはオイルポンプのエア抜きを行う必要が発生することも考えられる。
オイルタンクの形状は車両によって様々なので、自身の車両にあった方法で交換するのがいいだろう。

オイルラインにエアが噛み込んでいないかの確認を忘れずに。エアが入っていたら、サービスマニュアルなどを参考にエア抜きを行う。

衣服ににおいがつきにくくなった!?

オイルの注入も完了したので、さっそく実走してのインプレッションを行ってみよう。

今回テストに使用したのは、根強い人気のあるカワサキの2スト80ccモデルであるKSR-2だ。

カワサキ・KSR-2。

オイルポンプなどにに以前のオイルが残っていると思われるので、しばらく走行して一旦エンジンを冷まし、時間を置いてから再始動してみたが、キック一発でエンジンがかかるなど始動性はすこぶる良好。
出力などのフィーリングに大きな変化は見られなかったものの、サイレンサーエンドからの白煙が若干減少したように感じられた。スモークレスを謳うだけあり、その効果が表れているようだ。

始動直後は白煙が確認できたが、エンジンが暖まってくると白煙は目に見えて減少した。しかし、オイルポンプ吐出量や車両によって効果は変化すると思われるので、参考までに留めて欲しい。

また、KSR-2はアップチャンバーなので、サイレンサーがライダーの比較的近い位置にある。そのためか、ウエア類に2ストオイルの排ガス臭が付きやすい傾向がある。もちろんオイル交換後もウエアににおいが付いてしまったのだが、以前に比べてにおいの強さが低減したように感じられた。これもスモークレス効果の高いPSE 2TCS MOTO-SPECの恩恵と言えるのかもしれない。

気流の関係もあるのだろうが、KSR-2は衣類にオイルのにおいが付きやすい。それも若干ながら減少したように感じられた。

残念ながら油膜保持性能が向上したかどうかはわからなかった(というより体感しようがなかった)ものの、総合的に見れば十分納得のいく性能を秘めていると言っていいだろう。


環境問題が世界中で叫ばれ、電気自動車の時代へと突入しつつある現在。2ストエンジン車がいつまで走行できるのかはわからないが、油膜をきちんと保持できるオイルを使用し、古きよき時代の名残ともいえる2スト車をエンジンブローさせてしまい、台数を減らしてしまわぬよう務めたいもの。
そういった意味でも、油膜強度の高いPSE 2TCS MOTO-SPECは十分オススメできる2ストエンジンオイルといえるだろう。
ぜひ一度、その効果を体感してみてほしい。

問い合わせ

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TEL:075-644-4176(ジェイシーディジャパン)
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