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軽い・安い・楽しいが詰まった世界!125ccバイクの魅力とは?

道路交通法では小型二輪、車両運送法では原付二種に区分される50㏄を超える排気量のバイクは、軽くて小さな車体に必要十分なパワーを持ち、さらに導入や維持のコストが安いのが魅力だ。

125㏄クラスのメリット

125㏄クラスのバイクには大きく分けて、①維持費が安い ②制限が少ない ③車体が軽くて小さい、という3つのメリットがある。

①維持費の安さ

維持費とはバイクを公道で走らせるために必要な費用のこと。ガソリン代や消耗品代、点検整備費のように変動的な出費以外に、自賠責保険や軽自動車税といった年間で固定された出費もあるが。125㏄クラスなら、どちらも125㏄超のバイクより格安。さらにクルマを所有していて任意保険に加入しているなら、「ファミリーバイク特約」を使えば、安い保険料で安心を手に入れられる。

■燃費

一般にエンジンの排気量が大きいほど、より大量のガソリンを消費する。すなわち排気量が小さいほど燃費に優れるため、125㏄クラスならガソリン代は安くなる。排気量が半分だからといって燃費も半分になるわけではないが、約30%も好燃費。走る距離が長い人ほど差は大きくなっていくから、特に通勤や通学に使うなら歴然の違いだ。

■保険料

必ず加入しなくてはならない自賠責保険を125㏄と250㏄で比較すると、1年間の差額は1150円。2年間では2270円、3年間では3380円となる。任意保険は保険会社や加入条件によって異なるものの、1年間で1万4470円(アクサダイレクトの場合)。保険料の合計は1万5620円となる。

125㏄以下のバイクへ向けた保険契約「ファミリーバイク特約」は一般的にクルマの任意保険に付帯する特約だが、保険会社によってはバイク保険にも付帯可能。保険料は5000~1万円と格安で安心をプラスできる。

②制約の少なさ

道路交通法で50㏄は軽車両として扱われるため、①制限速度は30㎞/h ②3車線以上ある交差点では二段階右折 ③二人乗りの禁止、という制限のほかに通行禁止の道路も多い。しかし125㏄は軽車両ではなく小型二輪となるためそれらの制限がなく、一部有料道路を除き、250㏄と同様に走行可能。

50㏄は道路交通法で通行を制限されている道路が全国各地に存在するが、125㏄ならその制限はないので、高速道路以外ほぼ通行可能だ。
50㏄は一人乗り専用で二人乗りが禁止されているが、125㏄でタンデム用の装備があるならば二人乗りができる。友達やパートナーを乗せて買い物やツーリングに出かけられるメリットは大きい。

③車体の小ささ・軽さ

軽量コンパクトな車体は125㏄の大きなメリットだ。それでいて交通の流れをリードできるほどのエンジンパワーを持っているから、気軽に走り出せるし、余計なストレスもない。スポーツ性も十分に持ち合わせているから、バイクならではの爽快さを味わえる。街なかでの取り回しもラクでカンタンなので、小柄な人でも安心。バイクは軽いほどいい、というメリットを存分に感じられる。

軽快なハンドリングと旋回性があり、十分なパワーでスポーツライドも楽しめる。50㏄よりもスクーター以外の選択肢が増えるのも125㏄のメリットだ。

125㏄モデルの多くが130㎏台の車重で、車体もコンパクト。親しみやすく扱いやすいサイズなので、小柄な人でも気負わず走り出せる。バイクの車重は軽いほどハンドリングや取り回しが軽快になる傾向にあるのだ

GSX-R125 ABS 134㎏
GSX250R 178㎏

■駐輪スペースも小さくてOK!

車体が小さくて軽いから、狭い場所での取り回しも容易だ。通用門を通らなければならない自宅の保管場所やマンションの自転車置場のような狭い場所でも、125㏄なら苦にならない。段差を越えるのも楽々。自転車並みというと大げさだが、狭い場所に駐車できるメリットは大きい。また、125㏄以下の車両のみ停められる駐輪場も少なからず存在するため、排気量の少なさが有利に働く場合もある。

大きなデメリットは高速道路を走れないことくらいで、それを補って有り余る魅力がある。

ニューモデルが登場しその高性能ぶりで盛り上がりを見せている125ccに、挑戦してみてはいかがだろうか?

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モーサイ編集部

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