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イラストレーターLAM初個展『目と雷』開催! コミックアートとバイクで表現された“集大成であり、再スタート”

「ただネットで画像を見るのとは違う体験を」個展開催の経緯とビジョン

「雷雷公社のモットーのひとつとして、“クリエイティブに付加価値を付けたい”というものがあります。同人誌を例に挙げるなら、ネットを使えば無料でたくさんの作品に触れられる今の時代に、お金と時間をかけて本を買ってくれることはすごいことだと思いますし、ありがたいことだと思うんです。それと同じで、個展でも“実際に来て頂く価値のある空間にしたい”、“ネットで絵を見るのとは違う体験を提供したい”というビジョンがありました」(LAMさん)

ピンクや青のネオンで彩られた会場内。日中撮影したのでかなり明るいが、夕方以降だとネオンの怪しさが増し、また違った雰囲気が楽しめる。

当初は“内装は絵の補助であるべき”という共通認識のもと、白を基調とした研究所、開発所のようなイメージで検討していたそう。
だが、デザイン担当のカトウさんの中で「LAMの強い絵を引き立てるには大人しく整った展示ではなく、イラストに負けないくらい攻めたデザインのほうが最終的にいいものになる」という心境の変化があった。LAMさんもそれに同意し、“LAM VS 雷雷公社”とへいう指針のもと空間レイアウトが進められた。
その柱となったのが【グリッジ×ネオン×金網×和】の4要素だ。

“グリッジ×ネオン×金網×和”の4要素が一番わかりやすい(?)会場の一角。“グリッジ”な壁紙、“和”のモチーフにしたメインビジュアルのタペストリーと、そこにあしらわれた“ネオン”。タペストリーをかけているのは“金網”だ。

「LAMの絵はビビットで浮世離れした世界観のものが多いので、現実的な空間を作るよりも少し退廃的な、サイバーパンクでギラギラした空間のほうが世界観に合うと思ったんです。また僕もLAMもこうしたモチーフが好きだということもありますね。好きなものをかけ合わせながらLAMの絵の世界観に近づけようと思ったんです」(カトウさん)

「相互関係を大事にしているからこそ」個展『目と雷』命名の秘密

「『目と雷』というネーミングは、場内で販売しているTシャツをデザインしてくれた有馬トモユキさんが名付け親」。とはLAMさんの弁。
個展名に悩んでいることや、先程も書いたような、「イラストの先にいる相手」を意識した自身の作品作りのモットーなどを有馬さんに話していると「LAMちゃんのクリエイティブは見てくれる人との相互関係でできてるんだね。ならば“&”を意味する『○○と××』なんてどう?」と言われたそうで、その言葉とともに有馬さんの口からこぼれたのが『目と雷』というタイトルだった。
「聞いた瞬間に『それいいじゃん!』ってなりました。僕のアイデンティティは“目”、瞳の強さや目でアイキャッチする部分だと思ってますし、“雷”というモチーフも昔から好きだったので。それこそ“見た瞬間に電流が流れるような作品を作りたい”というのがクリエイターとして生きるコンセプトでもあるので、ぴったりだと思いました」(LAMさん)

LAMさんの今回の個展にかける想いが詰まったメッセージは、入って左手にある柱に張られている
筆者自身初めてこれを会場で見た瞬間、想いの強さに鳥肌が立った。

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