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原付ではなく、1800ccのハーレーも!!「クルマの免許で乗れるバイク」大排気量車4選

風を切って走る大きなバイクに乗ってみたいけど、免許を持っていないし、バイクは転んだりするのが不安……という人もいるかと思います。

「クルマの免許で乗れるバイク」というと、いわゆる「ゲンツキ」こと50ccまでの原動機付自転車がおなじみですが、大型バイクと変わらない大排気量の「クルマの免許で乗れるバイク」があります。というのも、一部の3輪バイクは普通自動車免許で運転可能なのです。タイヤは3つになる分、停車しているときに倒してしまったり、バランスを崩して転んでしまったりするリスクが少ないというメリットも。

操作方法もオートマチックミッションのタイプも、マニュアルミッションのバイクと同じようにクラッチレバーとシフトペダルを使ってギヤ操作するタイプも選べます。

当記事ではそうしたクルマの免許で乗れる個性ある「大排気量3輪バイク」を紹介していきます。

※価格は2019年12月時点のものです。

ハーレーダビッドソン「FLRTフリーウィーラー」

ハーレーダビッドソン・FLRTフリーウィーラー(価格は382万300円から)

カスタム感あふれるメーカー純正トライク

アメリカ生まれの「ハーレーダビッドソン」は、バイクにあまり知識がない人でも「ハーレーっていえば、大きなアメリカのバイクでしょ!」というほど認知度の高いメーカーです……って、それこそ説明するまでもない存在ですね。そのハーレーが作った、メーカー純正のトライク(3輪のバイク)があるんです。

エンジンは「ツーリングファミリー」や「ソフテイルファミリー」と呼ばれる、ハーレーの中でも排気量が大きいクラスのバイクに搭載されている1868cc空冷Vツインで、507kgの車重を軽々引っ張ります。車体後部にはトランクを備え、フルフェイスヘルメット2個+αを収納できる容量を確保しており、実用性が高いのもウリです。操作はバイクと同じで、右手でスロットル操作を行い、左手でクラッチレバーを操作し、シフトペダルでギヤ操作を行う形になります。

エンジン:空冷4ストV型2気筒OHV4バルブ 総排気量:1868cc 最高出力:── 全長×全幅×全高:2615×1405×1150(各mm) シート高:700mm 車重:507kg 燃料タンク容量:22.7L

ハーレーダビッドソン「FLHTCUTGトライグライド ウルトラ」

ハーレーダビッドソン・FLHTCUTGトライグライド ウルトラ(価格は471万7900円から)

トライクになった究極のツーリングマシン

同じくハーレーダビッドソンのメーカー純正のトライクですが、コチラは超ド迫力な1台。

「これでもか!」と言わんばかりの快適装備を身に着けた「ツーリングファミリー」の「ウルトラリミテッド」をベースとしたトライクで、エンジンも「ウルトラリミテッド」同様に空水冷式1868ccVツインを採用しています。大きなヘッドライトカウルで防風性もバツグンで、車体後部にはトランクとトップケース、二つの収納スペースがあり連泊の長距離ツーリングも容易にこなしてしまうでしょう。

しかもオーディオを標準装備しているので、音楽を聞きつつのゴージャスな旅路も味わえてしまうんです!フリーウィラー同様に、操作はバイクと同じで、右手でスロットル操作を行い、左手でクラッチレバーを操作し、シフトペダルでギヤ操作を行う形になります。

エンジン:空水冷4ストV型2気筒OHV4バルブ 総排気量:1868cc 最高出力:── 全長×全幅×全高:2670×1390×1430(各mm) シート高:735mm 車重:564kg 燃料タンク容量:22.7L

BRP CAN-AM「ライカー900/600」

BRPカンナム・ライカー900(価格は162万8612円、600は138万4166円)

注目度バツグン、前が2輪の3輪バイク

オープンカーやスポーツカーに似たスタイリッシュなデザインの「ライカー」は、前2輪の3輪バイク。600cc並列2気筒か900cc並列3気筒の2種類のエンジンがラインアップされます。

また、外装パネルやデカールを好みのものから選べるシステムを採用しているため、滅多に他人と被らない「自分だけの1台」を作れるのも魅力です。900cc車のみとなりますが、オフロード走行も視野に入れた装備となる「ラリーエディション」もあります。

操作は、バイクと同じく右手でスロットル操作をしますが、オートマチックなのでギヤチェンジの操作は不要です。ほかにもBRPカンナムでは、前2輪の3輪バイクで長距離ツーリングモデルの「スパイダーRT」や、スポーツモデルの「スパイダーF3」など「スパイダーシリーズ」も販売しています。

※[ ]内は600cc車のスペック
エンジン:水冷4スト並列3気筒DOHC4バルブ[水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ] 総排気量:900cc[600cc] 最高出力:78馬力[48馬力] 全長×全幅×全高:2352×1509×1062(各mm) シート高:── 車重(乾燥):280kg[270kg] 燃料タンク容量:20L

ウラル「ギア・アップ」

ウラル ギア・アップ(価格は231万円から)

ロシア発の無骨なサイドカー

サイドカーってクルマの免許で乗れるの!?と思う人もいるかもしれませんが、普通のサイドカーはバイクの免許でしか運転できません。ですが、このウラルのギア・アップははサイドカー側の車輪も駆動する2WD(切り替え式)なので「トライク」と同じ扱いになり、クルマの免許で運転できるんです。(ウラルにはバイク側の車輪しか動かない1WDのタイプもありますが、それはバイクの免許がないと運転できません)

操作方法はバイクと同じく、右手でスロットル操作を行い、左手でクラッチレバーを操作し、シフトペダルでギヤ操作を行います。ただし、サイドカーは左右非対称の形をしているので、初めて運転する場合は少し注意が必要かもしれません。

14色のカラーバリエーションに加え、LEDサイドカーフォグランプやパワーアウトレット、ジェリー缶、荷物ラックなどを装備したミリタリー感満載の「サハラ」もあります。

サハラ(価格は256万3000円から)

エンジン:空冷4スト水平対向2気筒OHV2バルブ 総排気量:745cc 最高出力:42馬力 全長×全幅×全高:2510×1615×1380(各mm) シート高:810mm 車重:330kg(乾燥) 燃料タンク容量:19L


どのモデルも、運転するのにヘルメットの着用義務はありませんが、編集部では安全な走行のためヘルメット着用を推奨します。クルマとも2輪のバイクとも異なる独特の操縦性があるので、販売店などで丁寧に運転方法を教えてもらうことをお薦めします(バイクの操作方法にまったくなじみのない場合も)。

とはいえ、どれもカッコいいモデルばかり。バイクの免許はないけど、バイクに乗って風を感じてみたいという人、「トライク」という選択肢はいかがでしょうか?

ただし、運転するためにはクルマの免許(普通自動車免許以上)が必要ですが、逆に二輪免許しか持っていない人は運転できない点にご注意を。

また、バイクのように車体を傾けて曲がるタイプの3輪バイク(ヤマハの「ナイケン」や「トリシティ」)はバイクの免許が必要で、3輪バイク=すべてクルマの免許で運転可能というわけではない点を覚えておいてください。

(まとめ●モーサイ編集部・佐藤/上野)

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モーサイ編集部

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