生産終了→復活の流れはセロー250と同じだった
2020年で国内生産・販売が終了となり、その最後を飾る「ファイナルエディション」の発売もアナウンスされたヤマハの人気トレール車・セロー250。
これにより、セローと同じエンジンを搭載するヤマハ・トリッカーも生産終了となる可能性が高い。
走るシチュエーションや道を選ばない「フリーライドプレイバイク」をコンセプトとしたトリッカーは2004年の発売。
2005年に発売されたセロー250は、同車のフレーム・エンジンを用いており兄弟車といえる存在だ。
そのため、平成28年排出ガス規制へ適合できず一旦生産終了となったセロー250同様、トリッカーもそこで生産終了となった。
しかし、O2フィードバック制御のFI、キャニスターを搭載して2018年にセロー250は復活。同じエンジンを搭載するトリッカーもほぼ同様のタイミングで復活。
いわば、セロー250とトリッカーは運命共同体なのだ。
となると……2020年にセロー250と同じく生産終了を迎える可能性が非常に高い。
現段階では生産終了のアナウンスも、「ファイナルエディション」の予告もなされていないが、「どうしても新車でトリッカーが欲しい」という人は販売店へ急いだ方がよさそうだ。
ヤマハ・トリッカー主要諸元
【エンジン・性能】種類:空冷4ストローク単気筒OHC2バルブ ボア×ストローク:74.0mm×58.0mm 総排気量:249cc 最高出力:14kW(20ps)/7500rpm 最大トルク:20Nm(2.1kgm)/6000rpm 燃料タンク容量:7.0L 変速機:5段リターン
【寸法・重量】全長:1980 全幅:800 全高:1145 ホイールベース:1330 シート高:810(各mm) 車両重量:127kg タイヤサイズ:F80/100-19 R120/90-16
【価格】47万6300円