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月刊バイク雑誌「Motorcyclist」のメインテスター、梨本 圭が最新スポーツ車の徹底テストを行う人気連載「THE EDGE.」。2026年4月号では、カワサキ Z900 SEの試乗記を掲載している。その誌面から、プロカメラマン撮影のシリアスな雰囲気漂うイメージフォトと、車両概要解説をお届けしよう。
photo:水谷たかひと
SUGOMI REFINED
Z800の後継モデルとして2016年に登場したZ900は、948cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンを高張力鋼製トレリスフレームに搭載したスーパーネイキッドだ。2019年と2024年の刷新を経たのが現行型であり、今回テストしたZ900 SEはその上級仕様車である。

現行型Z900/SEの従来型からの改良点としては、新たに電子制御スロットルバルブを採用して、スムーズで自然なスロットルレスポンスを実現。上下対応クイックシフターやクルーズコントロールも標準装備としている。

軽量性と高剛性を両立した高張力鋼製トレリスフレームは、ヘッドパイプ背面にあるガセットを変更して剛性バランスを最適化することでコントロール性を向上させている。

ライディングモードは、スポーツ、ロード、レイン、ライダー(マニュアル設定)という4つを備え、ABSやトラクションコントロールといった電子制御機能は、新たに搭載したボッシュ製慣性計測装置により精度向上を果たした。

スタイリングは、メタルパーツを主役に据えたシャープでエッジーな新“Sugomi”デザインを採用して、スリムで洗練された一体感のある外観を演出。より迫力を増したフロントカウルから先進的なテールライトに至るアグレッシブなラインと相まって、スポーティかつ軽快で俊敏なイメージを増強している。





なお、Z900 SEのZ900(スタンダード車)との差異としては、専用車体色のほか、フロントブレーキがブレンボ製キャリパーなどによって強化され、前後サスペンションもグレードアップしていることが挙げられる。


2026年4月号の「THE EDGE.」では、このZ900 SEの前後タイヤを優れたハイグリップ銘柄として定評ある「ピレリ ディアブロ スーパーコルサV4 SC」に換装し、タイムアタックを実施。その結果は、本誌で確かめてみてほしい。

モーターサイクリスト2026年4月号は、2026年2月28日発売となっている。
カワサキ Z900 SE 主要諸元
【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ ボア×ストローク:73.4×56.0mm 総排気量:948cm3 圧縮比:11.8 最高出力:91kW<124ps>/9,500rpm 最大トルク:98Nm<10.0kgf・m>/7,700rpm 燃料タンク容量:17L WMTCモード燃料消費率:20.5km/L 【諸装置】変速機:6段リターン 変速比(1速~):2.600/1.950/1.600/1.388/1.217/1.068 減速比(1次/2次):1.627/2.933 【寸法mm・重量kg】全長:2,065 全幅:830 全高:1,110 ホイールベース:1,450 シート高:810 車両重量:215 キャスター/トレール:24.7°/110 タイヤサイズ:(F)120/70ZR17 (R)180/55ZR17 【カラー】マットグレー×マットカーボングレー 【価格】166万1000円
カワサキ TEL0120-400819 https://www.kawasaki-motors.com/ja-jp/





































