トライアンフモーターサイクルズジャパンは8月24日、2020年2月に発売予定のニューモデル、デイトナMoto2 765リミテッドエディションを発表した。
Moto2用エンジンをベースに開発
デイトナはトライアンフがリリースするスーパースポーツ。この「デイトナMoto2 765リミテッドエディション」は、MotoGPを運営するドルナによる史上初の公式Moto2 Dorna Sportsライセンス取得済みモーターサイクルで、トライアンフがオフィシャルサプライヤーを務め全チームに供給しているMoto2用のエンジンをアップデートした新しい765cc並列3気筒DOHCユニットを搭載。
最高出力は先代のデイトナ675比で2馬力/0.7kgm高く、ボア×ストロークが同じ765ccユニットを積むストリートトリプルRSと比べても7馬力/0.3kgmアップとなる130馬力/8.2kgmを発揮する。
Moto2エンジン開発プロジェクトのベースとなったシャシーを採用し、重量は未発表ながら先代デイトナよりも軽量化。
新型アロー製チタンレースマフラーや、ブレンボの最高峰モデルであるスタイルマブレーキ(フロントは4ピストンラジアルモノブロックキャリパー&φ310mmダブルフローティングディスク、リヤはシングルピストンキャリパー&φ220mm固定式シングルディスク)、オーリンズ製前後サスペンション(フロントNIX30 φ43mmフォーク、リヤ TTX36ショック)、ピレリのディアブロスーパーコルサSPタイヤなどを標準装備しており、スーパースポーツ選手権で勝利したシャシーセットアップと相まってデイトナ史上で最もダイナミックで俊敏、精緻なハンドリングを実現しているという。
ライド・バイ・ワイヤを採用しており、ABSや切り替え式トラクションコントロールはもちろん、トラック、スポーツ、ロード、レイン、ライダー設定の5つが設定されるライディングモードも装備。
またこのリミテッドエディションには、アップ/ダウン両方に対応したクイックシフターも搭載されている。また、Moto2 Triumph共同ブランドの新しい起動画面を持ち、ラップタイマーを備えるフルカラー液晶メーターを採用。ディスプレイには、5方向のジョイスティックコントローラーを備えたスイッチキューブを使って走行中でも簡単にアクセスできる。
シングルピースコクピット、フルフェアリング、リヤユニット、フロントマットガード、ハガー、アッパーチェーンガード、レース仕様のロアチェーンガードなどのボディパーツはカーボン製となる。
販売台数は、アメリカとカナダで765台、ヨーロッパとアジア、その他の地域で765台となる。なお、トップブリッジには個別のシリアルナンバーも刻印される。
気になる新型 Daytona Moto2 765リミテッドエディションの価格は、235万円(10%消費税込み)となっている。
【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ ボア×ストローク:78.0×53.38mm 総排気量:765㎤ 最高出力:96kW〈130ps〉/12250rpm 最大トルク:80Nm〈8.2kgm〉/9750rpm 燃料タンク容量:17.4L 変速機:6段リターン 【寸法・重量】全長:── 全幅:718 全高:1105 ホイールベース:1379 シート高:822(各㎜) 車両重量:──kg タイヤサイズ:Ⓕ120/70ZR17 Ⓡ180/55ZR17
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