2024年3月22日(金)から24日(日)に開催の東京モーターサイクルショー。ニューモデル、ニューコラボ、一大プロジェクトをひっさげたロイヤルエンフィールドのブースをチェックしていきましょう!
123年バイクを作り続けた
“スタートアップ企業”のこれから
東京モーターサイクルショーの初日となる3月22日に行われたロイヤルエンフィールドの説明会には、グローバル事業統括責任者のヤドヴィンダー・シン氏が登壇しました。「1901年から続くバイクブランドであるが、我々はまだスタートアップ企業だと思っている」とロイヤルエンフィールドのスタンスを説明。メキメキと業績を伸ばし続け、2023年の世界で売上げ台数は80万台(ミドルクラスでは世界トップ)、販売店舗はなんと世界60か国に及び、そのうちインド国外に3000店舗を構えるまでになっています。
ヒマラヤ450は7月発売、ショットガン650は8月発売とアナウンス
続いて、アジア太平洋地区事業責任者のアヌージ・ドゥア氏による、注目の新モデルが紹介されました。
壇上には、4月から発売になるブリット350、2024年8月発売のショットガン650、水冷エンジン搭載で7月に発売のヒマラヤ450が並びました。
TAICHIとのコラボを発表
ロイヤルエンフィールドのニュースはニューモデルだけではありません。あらたにアパレルでのビッグなコラボレーションも発表されました。なんと日本の大手ライディングギアブランドの「タイチ」とタッグを組んだのです。RSタイチ代表取締役社長である松原 弘氏が招かれ、両社のコラボウエア「エクスクルーシブコレクション」について説明がありました。
RSタイチが手がけるライディングウエアは、高い安全性を確保しながらも、デザイン製の高さや手の出しやすい価格設定など、ライダーに寄り添ったブランドとして人気を博しています。とことん消費者に寄り添うという両社の共通した姿勢が織りなすアパレルに今後注目です!。
さらにプロジェクトオリジンを発表
1901年に初めて二輪を作ったロイヤルエンフィールド。その初期モデルとなるモーターバイシクル(ペダルも原動機もあるモペット風のモデル)の再現モデル「プロジェクトオリジン」を会場に展示&公開しました。今ではその製造に関わる資料が残されておらず、当時の写真から図面を起こして再現したそうです!
「1901年から二輪事業を続けているが、我々はまだまだスタートアップ企業だ」というロイヤルエンフィールドの、チャレンジ精神やスピード感は他ブランドにはないものです。
「プロジェクトオリジン」は図面がないばかりか、大半のパーツも現存せず、大昔の技術を使って手作業で製作。その過程では、多くの社員が協力し、ロイヤルエンフィールというブランドへの理解、そしてチームワークが生まれていったと言います。この「オリジン」は、博物館に展示されるのではなく、さまざまな国に行き、そして実際に走行する姿をファンに見せていくといいます。
ロイヤルエンフィールドは、バイクの根本的な楽しさをファンに提供するブランドです。ニューモデル、ニューアパレルなど、2024年もロイヤルエンフィールドに注目ですね!
まとめ●編集部 写真●編集部/ロイヤルエンフィールド