ドキドキの教習初日でのお話です。

400ccがこんなに手強いとは……
初回の教習は、楽しみ5割、不安5割くらいの気持ちで向かったのですが、終わるころには不安な気持ちが9割ほどになっていました。想像以上に400ccのバイクは重たかったです。
前回の引き起こしのときは、「倒れた状態から起こすのはそりゃ重たいよね~」と気楽に考えていたので、まさかサイドスタンド立てるのにもこれほど力が必要だとは思ってもいなかったのです。そんな状態で押し歩きなんてもう誰から見ても厳しいのは分かりきっている話なわけで……。
あまりに前に進めないし、少し進んだと思えば倒すしで、最後はほぼ教官と二人三脚状態で押し歩きは終了しました。倒しても1人で起こせないので、そのたび教官が駆けつけてきてくれるのも、とても胸が痛い……。 申し訳なさをずっと感じた初回の教習でした。
あまりにショックだったので、帰りの電車ではずーっと押し歩きのコツを調べていました。どうやら私はバイクを自分のほうに傾けすぎているようなので、次の教習では傾き加減を意識するところから始めようと思います。これでうまく扱えるようになるといいなあ……。
そして、調べてみると「押し歩き、全然できなかった!」とショックを受けている人の話がたくさん出てきて、少し元気が出ました。
今回の初回教習、わたしを入れて5人の生徒がいて、押し歩きができなかったのは私だけ……(ほかの4人は男子でしたが)。その点でもすごく落ち込んでいたんですけど、こうやって「うまくできないのは自分だけじゃないんだ!」と思えると、少し安心しますよね。
初回の教習でまさかここまで落ち込むとは思っていませんでしたが、憧れのバイクを乗りこなせるように! 次回の教習も頑張っていこうと思います!!




大学卒業後、アシスタントとして働きながら、自身もフリーのイラストレーターとして活動。アシスタント先の先生がバイク乗りで、タンデムさせてもらったことをきっかけに「バイク乗りになりたい!」と夢見るようになった。