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全国5カ所にての多数開催!
ホンダは、全国5カ所(もてぎ・埼玉・浜名湖・鈴鹿・熊本)の交通教育センターで開催している、「Honda Motorcyclist School(以下、HMS)」の2023年4月1日(土)から9月30日(土)までの開催日程を発表した。
具体的な開催場所と日程については別表を参考のこと。
そもそも「HMS」とは……
ホンダは、「2050年に、全世界でホンダの二輪・四輪が関与する交通事故死者ゼロを目指す」ことを宣言。「Safety for Everyone」をグローバルスローガンに掲げ、「事故に遭わない社会」の実現に向け、「人の能力」「モビリティの性能」「交通エコシステム」の3つの要素を基に、ハード(安全技術)とソフト(安全教育)の両面で、継続的かつ積極的な取り組みをおこなっている。
HMSは、1978年より二輪ライダーへ“安全運転の知識や技術を取得する場と機会の提供”を目的に、鈴鹿サーキット交通教育センターでスタート。現在、全国に5カ所あるホンダの交通教育センターで、年間1,000回以上開催し、参加者はのべ15,000人以上となっている。
オンロードコースでは、“基本をじっくり学んで自信をつける初級”、“よりスムーズで安全な走りをめざす中級”、“高度な運転技術を極める上級”のほか、各センターオリジナルのコースも用意。またオフロードコースでも、初級・中級・バランス等、参加者のニーズやスキルに応じての設定がある。
全国7カ所にある交通教育センター(もてぎ、和光、埼玉、浜名湖、鈴鹿、福岡、熊本)では、参加体験型の実践教育の場として、危険を安全に体験するなど、長年にわたり蓄積した豊富なノウハウで安全運転の知識や技術を楽しく学ぶことができるようになっている。HMSをはじめ、バイクを通して親子の絆を深める「親子でバイクを楽しむ会」、四輪ドライバー向け「Honda Driving School(HDS)」などの個人向けスクールの他、企業や団体の要望に応じてオーダーメイド可能な「企業ドライバーの運転研修」も開催している。
ホンダは、1970年に安全運転普及本部を発足して以降、「人から人への手渡しの安全」と「参加体験型の実践教育」を活動原則としていて、運転者だけでなく、こどもから高齢者まで、交通社会に参加するすべての人を対象とした交通安全啓発活動へこれからも積極的に取り組んでいくとしている。
HMS開催日程(2023年4月〜9月)
以下は、2023年3月10日現在の開催日程。最新の開催日程や集合時間については各会場のHP等で確認のこと。追加開催については、コース毎に異なるので、各交通教育センターの案内を確認のこと。HMSは、各センター、コース毎に受講条件が異なる。条件を満たしていないと受講できないので、各センターのHPを事前に確認するか、各センターまで問い合わせのこと。また、申し込みは開催の2カ月前から可能なため、既に申し込みを終了しているコースもある。
■交通教育センターもてぎ
TEL:0285-64-0100
■交通教育センターレインボー埼玉
TEL:049-297-4111
■交通教育センターレインボー浜名湖
TEL:053-527-1131
■鈴鹿サーキット交通教育センター
TEL:059-378-0387
■交通教育センターレインボー熊本
TEL:096-293-1370
HMSの申し込みから受講までの流れ
■参加資格
●自動二輪免許(普通・大型)の所有者
・初めての参加者は、運転経験に関わらず、初級コースからの受講となる。
・HMSは、各センター、コース毎に受講条件が異なる。条件を満たしていないと受講できないので、各センターのHPを確認するか、各センターまで事前に問い合わせておくこと。
■予約の方法
「セーフティスクール予約システム」で申し込む。(記事末尾や画像ギャラリーにURLあり)
●参加者情報の登録をする。予約システムへログインすることが可能になる。
●希望の会場とコースを選択し、予約を行う。
・トレーニング車両や送迎希望の選択がある場合は、あわせて選択可能。(一部センターは除く)
・2023年4月の開催分より、開催日の2カ月前から抽選予約の受付が開始され、1カ月前に抽選結果がメール送信される。(センターや公開日によって先着順の予約方法の場合もある)
・抽選に当選しなかった場合、自動的にキャンセル待ちへ登録される。
●予約状況やキャンセル待ちの状況などは、予約システムへログインすることで確認できる。
●予約受付は開催日の3日前まで、予約がいっぱいの場合は、キャンセル待ちでの受付となる。
■当日、用意しておくもの
1)長袖ジャケット
肩やひじにパッドが入っているものを選ぶこと。
2)グローブ
摩擦に強い皮製のライダーグローブがベスト。
3)ヘルメット
必ずSG規格・PSCマークの付いたものを用意すること。(緩すぎず、きつすぎないものを選ぶこと)
夕暮れ時などに見えにくくなる濃色のシールドは避ける。
4)長ズボン
ジーンズや皮製などの長ズボンで、縫製、素材がしっかりとしたものを用意すること。
裾がヒラヒラしているものは適さない。膝などにパッドが入っているズボンがベスト。
5)シューズ
ライダーブーツやくるぶしがかくれるライダーシューズを着用すること。(オフロード参加の場合は必須)
6)雨具
雨天でも開催するので、雨具を用意しておくこと。
7)免許証
当日受付で提示すること。
8)健康保険証
必ず原本を持参すること。
●スクールでは、必ずプロテクターを装着しての受講となる。各会場でも用意がある。
■キャンセルについて
●キャンセルの場合は開催日の3日前までにセーフティスクール予約システムから処理をすること。
●キャンセルした予約は他者への権限譲渡はできない。
●キャンセル期限までに手続きがなかった場合、次回からのスクール参加は断られる場合がある。
レポート●モーサイ編集部 写真●ホンダ
問い合わせ
Honda Motorcyclist School
https://www.honda.co.jp/safetyinfo/school_yoyaku/qa.html#contact
「セーフティスクール予約システム」
https://www.honda.co.jp/safetyinfo/school_yoyaku/
■交通教育センターもてぎ
TEL:0285-64-0100
https://www.mr-motegi.jp/tecm/
■交通教育センターレインボー埼玉
TEL:049-297-4111
■交通教育センターレインボー浜名湖
TEL:053-527-1131
■鈴鹿サーキット交通教育センター
TEL:059-378-0387
https://www.suzukacircuit.jp/stec/personal/index.html
■交通教育センターレインボー熊本
TEL:096-293-1370