ヤマハは10月28日、11月8日からイタリア・ミラノで開催されるEICMA2022(国際モーターサイクルエキシビション、通称ミラノショー)に292cc水冷4ストローク ブルーコアエンジンを搭載したミドルクラスのスポーツスクーター、XMAX 300の2023年モデルを出展すると発表した。
新型XMAX 300は「Condensed 7days Mobility」を開発コンセプトとし、2017年の初代モデル発売から6年目にして初のモデルチェンジとなる。従来モデル同様MAXシリーズの象徴である「Xモチーフ」を随所に用いたスタイリングを採用している。なお、公開された写真を見る限り現行型のイメージを受け継いでいるものの、フロントウインカーはカウル下部からより被視認性のいいウインドスクリーン横に移設されカウル類の形状も一新。よりシャープなデザインとなったようだ。また、灯火類はLED化され、足着き性やフィット感に優れる新型シートも装備した。
なお、2.4インチカラーTFTディスプレイには、同社が進めているコネクティッド機能搭載製品の拡充やモバイルアプリ展開の加速などに合わせ、スマートフォンの情報やナビゲーションを表示できる機能を追加している。
現時点で性能・仕様は未発表。気になる日本仕様は、249ccエンジンを搭載して2023年夏以降に導入される予定だ。
まとめ●モーサイ編集部