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新型グロムのオーナーになったら、船に乗せて無人島へ行ってみたい!!
今回新型グロムに乗ってみて驚いた「長時間走行時の快適さや加速の良さ」。
もう余裕でツーリングできちゃうわけです。
余裕があるということは……「常識的に考えてそれは無理なんじゃないの?」と思うようなこともやってみたくなります。「もっと挑戦してみなよ」とグロムが誘っているように感じるのです。
個人的にやってみたいのは「グロムを船で運んで無人島に持っていく」です。
バイクで行ける無人島として有名な沖縄県の慶良間諸島は有人島と橋でつながっているので自走で行くことができますが、この島には空港もあり、人の生活圏と近いのであまり「無人島感」はありません。
しかし、瀬戸内海のあたり、特に岡山県と香川県の間には、所有者に許可を取り、漁船をチャーターすることで行ける無人島がいくつかあるのだとか。
そうした無人島の道は長くヒトの手が加えられておらず、獣道のように細くなっていたりヒトの背丈ほどの草が生えていたりと荒れ放題でしょう。
冒険&アウトドア好きとしてはとんでもなく魅力的なのですが、道中あまりに酷い道で引っかかってしまったら……と考えると、バイクで行く勇気は湧いてきません。
で・す・が。グロムのサイズなら、行けるところまで行ってみて進めなくなったらタイヤを持ち上げて向きを変え脱出する、なんてことが筆者にもできそうです。
また、無人島には当然ガソリンスタンドがありませんが、グロムの燃費はカタログ数値で68.5km/L(WMTCモード)。タンク容量が6Lなので、理論400km近く走れることになります。
満タンにしてから島に上陸すれば、小さな無人島内を走っている限り、滞在中にガス欠という心配もなさそうです。
想像するだけでワクワクしてきます笑。
楽しみ方を無限に妄想でき、また工夫次第で十分にそれを実現できるポテンシャルがあること。
それもまた新型グロムの魅力のひとつかもしれません。
試乗レポート●中牟田歩実 写真●柴田直行/ホンダ 編集●上野茂岐
追記2021年8月17日:8月17日中に一時的に内容が違うものが表示されてしまうトラブルがありました。
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