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【詳報】万能スクーター、ホンダ・PCXシリーズが全面刷新!! 完全新設計のエンジン&フレームを採用して2021年1月28日発売

125ccおよび150ccクラスのスクーターで最も人気を集めているホンダ・PCXシリーズが、ついにフルモデルチェンジ! 2021年1月28日(木)より「PCX」「PCX160」、ハイブリッドモデルの「PCX e:HEV(イーエイチイーブイ)」の3モデルの発売が発表された!!

「PCX」

ホンダ・PCXシリーズは、スタイリッシュな外観と高い燃費性能、そして使い勝手の良さが人気を集めているスクーター。
2009年にホンダのグローバル戦略機種としてタイで発売され、日本国内では2010年3月16日に初代PCXが発売開始。以来2014年4月に2代目、2018年3月15日に3代目が発売され着実に進化を続け、ほぼ2年ぶりのフルモデルチェンジとなる4代目ではさらに進化を遂げての登場となる。

【写真22点】4代目となったPCXの全カラー・全タイプを写真で解説

4代目PCXのエンジン「新設計4バルブのeSP+に」

新開発となる水冷4ストロークOHC単気筒エンジン「eSP+」

今回のフルモデルチェンジで最も注目すべき点は、新開発となる水冷4ストロークOHC単気筒エンジン「eSP+」を搭載している点だろう。
従来のエンジンは動弁機構が2バルブであったが、今回の新エンジンでは4バルブへと進化。

動弁系が4バルブへと進化し、吸排気ともに効率が向上した。油圧式のカムチェーンテンショナーを採用しており、静粛性やフリクション低減も実現している。

さらにエアクリーナー〜インマニ間の吸気経路を拡大するだけでなく、スロットルボディ径も拡大したことで吸気効率が向上。
またマフラー内部構造の見直しが行われ排気効率が低減したほか、キャタライザー位置を見直し清浄機能を向上させるなど、新型エンジンの吸排気効率向上に合わせた細やかな熟成が行われている。

ボア×ストロークも変更が行われている。

PCX/PCX160/PCX e:HEVのクランクシャフトまわり

従来型よりもショートストローク化(先代PCX:52.4×57.9 → 新型PCX:53.5×55.5)することで摺動抵抗が低減し、圧縮比が高められている。
それだけでなく、ピストン裏側へエンジンオイルを噴射し冷却することで点火時期を進角。前述の吸排気効率の向上と合わせ、従来モデルよりも高出力化を達成している(先代PCX:12馬力 → 新型PCX:12.5馬力)。

出力特性イメージ

それ以外にも油圧式カムチェーンテンショナーリフターの採用が行われ、エンジンのフリクション低減や静粛性向上、振動の抑制が行われている点もトピックと言えるだろう。

軽二輪版はPCX150→PCX160へと排気量拡大!

また、150ccモデルのPCX150は今回のフルモデルチェンジで排気量が拡大され、先代モデルの149ccより7ccアップの156ccへと変更。
それにより車名もPCX150からPCX160へと変更が行われている。

「PCX160」

ボア×ストロークはほぼスクエア型だった先代の57.3×57.9からかなりのショートストローク化がおこなわれ、60.0×55.5へと変更となった。
また前述のPCX同様に4バルブ化や吸排気の見直しも行われており、最高出力は先代の15馬力より15.8馬力へ、最大トルクも1.4kgmから1.5kgmへと高出力化が行われている。

PCX e:HEVも引き続き設定「効率的かつコンパクトなハイブリッドシステムを搭載」

「PCX e:HEV(イーエイチイーブイ)」

ハイブリッドモデルのPCX e:HEVも、先代に比べ大幅に進化。
新設計のeSP+エンジンに高出力型リチウムイオンバッテリーを動力源とする交流同期モーターを組み合わせ、最大出力12.5馬力(エンジン)+1.9馬力(モーター)を発揮する。
走行状況に合わせてモーターの出力特性を2モードに変更可能で、快適性を重視したDモードとスポーツ性を高めたSモードが選択できるのも注目ポイントと言えるだろう。

4代目PCXの車体「新設計フレームを採用、タイヤをワイドサイズ化」

高出力化されたエンジンを受け止める車体の進化も見逃せない。
新型PCXシリーズはフレームも新設計となり、先代のダブルクレードルから先々代まで採用されていたアンダーボーンへと回帰。先代までの剛性バランスはそのままに、フレームボディ単体での軽量化を実現している。

新旧PCXのフレーム比較。新型のフレームはフレーム形状やガセット位置の最適化が行われ、よりすっきりとした印象をうける。主要なフレーム径は太く変更されているのが見て取れる。

さらに前後ホイールも新設計となり、それに合わせてタイヤもワイド化。
フロントは100/80-14から110/70-14へ、リヤはホイールサイズが1インチダウンし、120/70-14から130/70-13へと変更が行われている。
またリヤタイヤの移動量を示すリヤアクスルトラベルも先代モデルに比べ伸長。それにより持ち味の軽快なハンドリングと快適な乗り味のさらなる熟成が行われている。

エンジンカットモデル。リヤホイールは1インチダウンの13インチとなり、130/70-14サイズのタイヤを履く。

4代目PCXのユーティリティ装備「ラゲッジスペース拡大など使い勝手を向上」

PCX最大の特徴ともいえる、日常での使い勝手の良さにもさらに磨きがかけられている。
PCXを選択する際の決め手になったという人も多い広大なラゲッジスペースはさらに拡大が行われ、先代の約28リットルから約30リットルへと、約2リットルも拡大された。ハイブリッドモデルのPCX e:HEVも24Lに拡大されており、積載性と利便性が向上しているのはうれしい。

新型PCX/PCX160のラゲッジスペースは容量30リットルを誇る。

さらに前後輪の車輪速センサーとスロットルポジションセンサーからの信号をもとに燃料噴射量制御を行う「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」を採用。
その他スマートキーを携帯して車両に近づくだけでメインスイッチの部の解錠/施錠が行える「Honda SMART Key システム」やインナーボックス内にスマートフォンの充電も行えるUSBソケットを装備するなど、各所に先進装備を搭載しているのである。

新型PCXシリーズに採用されるスマートキー。

カラーリングはPCXが5色、PCX160が4色、PCX e:HEVが1色を設定

スタイリングもPCXらしさそのままに、より上質かつ先進的なデザインを採用している。
カラーリングは「キャンディラスターレッド」「ポセイドンブラックメタリック」「パールジャスミンホワイト」「マットディムグレーメタリック」の4色が設定。そのほかPCXには専用色として、「マットコスモシルバーメタリック」も設定されている。なおPCX e:HEV「パールジャスミンホワイト」1色のみのラインアップとなっている。

キャンディラスターレッド
マットディムグレーメタリック
マットコスモシルバーメタリック(PCXのみ設定)

パールジャスミンホワイト
ポセイドンブラックメタリック
パールジャスミンホワイト(PCX e:HEV専用色)

ホンダ PCX/PCX160 主要諸元

※[]内はPCX160

【エンジン・性能】
種類:水冷4ストロークOHC単気筒 総排気量:124[156]cc 最高出力:9.2[12.0]kW(12.5[15.8]PS)/8500rpm 最大トルク:12[15]Nm(1.2[1.5]kgm)/6500rpm 燃料タンク容量:8.1L 変速機:無段変速式(Vマチック)

【寸法・重量】
全長:1935 全幅:740 全高:1105 ホイールベース:1315 シート高:764(各mm) 車両重量:132kg タイヤサイズ:F110/70-14 R130/70-13

【カラー】
キャンディラスターレッド/ポセイドンブラックメタリック/パールジャスミンホワイト/マットディムグレーメタリック/マットコスモシルバーメタリック(PCXのみ設定)

【燃料消費率】
55.0[53.5]km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)
47.4[45.2]㎞/L(WMTCモード値 クラス1、1名乗車時)

【価格】
PCX:35万7500円
PCX160:40万7000円
PCX e:HEV:44万8800円
※すべて税込価格

CONTACT

ホンダお客様相談センター:TEL0120-086819

https://www.honda.co.jp/PCX/

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