ニューモデル

価格は「ニンジャH2」の約半額! スーパーチャージャー搭載のスーパーネイキッド「カワサキ Z H2」が4月発売

カワサキモータースジャパンは、Zシリーズのフラッグシップモデルとなる「Z H2」を全国のカワサキプラザネットワーク店で4月4日、189万2000円で発売した。

Z H2は2019年の東京モーターショーに出品された、バランス型スーパーチャージドエンジンを搭載するスポーツネイキッド。スポーツツアラーのニンジャH2 SXと同じ最高出力200馬力、最大トルク14.0kgmを誇るこのエンジンは、低中速走行時の操縦性と高速域での安定性のバランスに優れる専用設計のトレリスフレームに搭載される。

この強大なパワーとトルクをコントロールするため、ボッシュ製IMU(慣性計測装置)で車体姿勢を検知し車両を制御するKTRC(カワサキトラクションコントロール)やKIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)を搭載。さらに、トラクションとブレーキングの情報を統合管理するKCMF(カワサキコーナリングマネージメントファンクション)、KTRCとパワーモードを一元管理するインテグレーテッドライディングモード、発進時の効率的な加速をアシストするKLCM(カワサキローンチコントロールモード)、クラッチ操作なしでシフトチェンジが可能なKQS(カワサキクイックシフター)、設定スピードでの巡航が可能なエレクトロニッククルーズコントロールなどを装備している。

サスペンションは前後ともショーワ製で、フロントはSFF-BP(セパレート・ファンクション・フォーク-ビッグ・ピストン)、スイングアームにはニンジャZX-10RRの技術をフィードバックした軽量・高剛性構造が用いられる。フロントブレーキはφ320mmのダブルブレーキディスク+ブレンボのM4.32モノブロックキャリパーの組み合わせだ。タイヤはハンドリングとグリップ性能、ウエット性能を両立したピレリ・ディアブロロッソIIIとなる。

ビッグピストンフロントフォークは、分離加圧ダンパーとスプリング機構を左右で分担させたSFFタイプとなる
ニンジャZX-10RR譲りの軽量・高剛性なスイングアームはニューユニトラック式を採用

スタイリングは、「SUGOMI&Minimalist」をコンセプトとする塊感のあるデザインを採用。灯火類は全てLEDとなる。スポーツ、ロード、レイン、マニュアル(ライダーセレクト)の切り替えができるインテグレーテッドライディングモードやパワーモード、エレクトロニッククルーズコントロールの設定は左側ハンドルのモードボタンで走行中でも操作でき、それらが表示される4.3インチカラーTFT液晶メーターは、専用スマホアプリ「RIDEOLOGY THE APP」により相互通信が可能。ツーリングでの快適性を高めるETC2.0車載器も標準装備される。

Zシリーズ共通イメージのヘッドライトカウルデザイン
カラー変更が可能なTFTメーターにはスピードと回転数の他、ギヤポジション、オド/デュアルトリップメーター、燃料計、航続可能距離、瞬間/平均燃費、外気温度、水温、時計、エコノミカルライディングインジケーター、シフトアップインジケーター、IMUインジケーター、KIBSインジケーター、ブースト圧、ブースト温度などを表示

カラーはメタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレーのみ。
なお、カワサキプラザの購入特典である1年間の距離無制限のロードサービスと3年間の新車保証に加え、カワサキケアモデルとしてカワサキプラザでの定期点検5回、オイル交換3回の無償メンテナンスが付帯する。

カワサキ ZH2主要諸元

【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ+SC ボア×ストローク:76.0×55.0mm 圧縮比:11.2 総排気量:998cc 最高出力:147kW<200ps>/11000rpm 最大トルク:137Nm<14.0kgm>/8500rpm 燃料タンク容量:19L 変速機:6段リターン
【寸法・重量】全長:2085 全幅:810 全高:1130 ホイールベース:1455 シート高:830(各mm) 車両重量:240kg タイヤサイズ:F120/70ZR17 R190/55ZR17

お問い合わせ先

カワサキモータースジャパンお客様相談室
TEL:0120-400819
https://www.kawasaki-motors.com/mc/

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