ニューモデル

35年の歴史に幕 ヤマハ・セローの国内生産・販売が2020年で終了

ヤマハ発動機は、マシンを操る楽しさとより深く自然の中に入り込める機能を追求し、高い人気を誇るマウンテントレール車・セローの生産終了を発表。同時に最終となる2020年モデル「セロー250 ファイナルエディション」を2020年1月15日より発売すると発表した。

 

マウンテントレールというカテゴリーを生み出した名車・セロー

セロー250ファイナルエディション・パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/レッド)

ヤマハ・セローは「二輪二足」をキーワードに、ちょうどいいサイズの車体と優れたハンドリング、軽量かつ扱いやすい223ccエンジンを搭載して1985年に登場。その扱いやすさから「マウンテントレール」という独自の世界観を生み出し、多くのユーザーに支持されたモデルだ。
2005年にはフルモデルチェンジが行われてエンジンが250ccに排気量アップされ、2008年にはインジェクション化されるなど熟成が続けられていたが、排ガス規制の関係で2017年に一旦生産終了。翌2018年には第3次排出ガス規制に適合したニューモデルが販売開始されていた。

セロー250ファイナルエディションは、1985年に発売されたセローの初代モデルを彷彿とさせるパープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/レッド)およびパープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)の2パターンがラインアップされる。

セロー250ファイナルエディション・パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/レッド)

パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)

また、カラーフレームの採用や「FINAL EDITION」のエンブレムが燃料タンク上にあしらわれるなど、35年の歴史を刻んできたモデルのファイナルを飾るにふさわしい仕様となっている。

メーカー希望小売価格は各色とも58万8500円(本体価格53万5000円)、国内で年間4000台の販売を計画している。

 

report●モーサイ編集部・日暮大輔

CONTACT

問い合わせ先 ヤマハ
電話番号 TEL:0120-090-819
URL https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/
  1. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  2. 冬は寒いのになんでバイクに乗るの?実は『他の季節よりも○○な魅力』が5つある!

  3. CBR250RRに乗る女子高生ライダーが『CBR400R』に乗った感想「最高です。欲しくなりました」

  4. ベテランライダーが『CBR650R E-Clutch』に乗って感じた楽しさ

  5. 寒い時期はバイクに乗らない人へ!愛車を冬眠させるなら「4つの〇〇+α」をやっておけばずっと長持ち!

  6. 還暦からセカンドライフをスタートさせた『Rebel (レブル)1100 <DCT>』のオーナー

  7. 技術者たちが語る「Honda E-Clutch」。新しい技術に秘められた苦労と想いとは?

  8. CL250はセカンドバイクじゃない。この250ccは『メインの1台』になり得るバイクだ!

  9. Rebel 1100〈DCT〉は旧車を乗り継いできたベテランをも満足させてしまうバイクだった

  10. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー

  11. CL250とCL500はどっちがいい? CL500で800km走ってわかったこと【ホンダの道は1日にしてならず/Honda CL500 試乗インプレ・レビュー 前編】

  12. 【王道】今の時代は『スーパーカブ 110』こそがシリーズのスタンダードにしてオールマイティー!

  13. 新車と中古車、買うならどっち? バイクを『新車で買うこと』の知られざるメリットとは?

  14. ビッグネイキッドCB1300SFを20代ライダーが初体験

  15. どっちが好き? 空冷シングル『GB350』と『GB350S』の走りはどう違う?

  16. “スーパーカブ”シリーズって何機種あるの? 乗り味も違ったりするの!?

  17. 40代/50代からの大型バイク『デビュー&リターン』の最適解。 趣味にも『足るを知る』大人におすすめしたいのは……

  18. ダックス125が『原付二種バイクのメリット』の塊! いちばん安い2500円のプランで試してみて欲しいこと【次はどれ乗る?レンタルバイク相性診断/Dax125(2022)】

  19. GB350すごすぎっ!? 9000台以上も売れてるって!?

  20. “HAWK 11(ホーク 11)と『芦ノ湖スカイライン』を駆け抜ける

おすすめ記事

今日のバイカー1ショット「バイカーのセンスはシューズに現れる」 スズキ&意外なプジョー!実は少ない同ブランド間「クルマ×バイク」コラボモデル 「CB1000 HORNET」「GB350 C」「CBR650R」を見たい!「モーターサイクルショー2024」ホンダ出展車が熱い!

カテゴリー記事一覧

  1. GB350C ホンダ 足つき ライディングポジション