トライアンフモーターサイクルズジャパンは11月5日、ボバーのカスタムモデル、ボバーTFCを世界限定750台で発売すると発表した。
このモデルはボンネビル ボバー/ボバーブラックをベースとするTFC(トライアンフ・ファクトリー・カスタム)モデル。エンジンはベース車と同じ1200CC並列2気筒OHCながら、10馬力/4Nmアップの87馬力/110Nmを発揮。さらに、エンジンの慣性を39%低減させることで最高回転数は500回転高められている。
スペック向上に合わせてブレーキや足周りも強化。ブレンボ製4ピストンM50ダブルモノブロックキャリパーやツインフローティングフロントディスクを採用し、オーリンズ製アジャスタブル倒立フロントフォーク&アジャスタブルリヤサスペンションユニットも装備する。また、レイン、ロード、スポーツの3つのライディングモードを持ち、ライディング条件やライダーの好みによってスロットルマップやABS、トラクションコントロールの設定を調整。クラッチ操作時の手の負担を軽減するトルクアシストクラッチも備わる。
スタイリングも個性的だ。ベースモデルのバーハンドルからクリップオンハンドルに変更され、サイドパネルやマッドガードサポートに軽量カーボンファイバーボディワークを採用。位置調整が可能なプレミアムリアルレザーステートメントシートや、TFCブランドのビレット加工アルミニウム製トップおよびボトムヨーク、ビレット加工されたアルミニウムオイルフィラーキャップも備わる。
このほか、プレミアムブラックアルマイト加工マルチスポークホイールや、ブラックオーリンズリヤサスペンションスプリング&オーリンズフォーク、ブラックエンジンカバー、ブラックフレーム&スイングアームなど、全体を黒で統一。この黒基調ボディには、燃料タンクのゴールドピンストライプ、バッジや計器面のゴールドディテール、カスタムゴールドチェーンがよく映える。なお、重量はベースモデルよりも5kg軽量化されているという。
詳細なスペックは2020年1月の認証後に発表される。発売は3月を予定し、価格は238万9000円(税込み)となっている。
【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ ボア×ストローク:97.6×80.0mm 総排気量:1200㎤ 最高出力:67kW〈87ps〉/6250rpm 最大トルク:110Nm〈11.2kgm〉/4500rpm 燃料タンク容量:9L 変速機:6段リターン 【寸法・重量】全長:── 全幅:── 全高:── ホイールベース:── シート高:──(各㎜) 重量:──kg タイヤサイズ:Ⓕ100/90R19 Ⓡ150/80R16
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