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最新電動スクーターってどんな乗り味? XEAM  REET S/niu M+を試乗インプレ!

XEAM社長に突撃インタビュー 「電動バイクの未来って明るいんですか?」

2017年に異業種から電動バイクの販売に乗り出した会社。やるからには十分な勝算があってのことだろう。どのような展望を持って参入してきたのだろうか。気になる質問を塩川正明社長にぶつけてみた。

試乗会を企画して魅力を発信

XEAMを運営母体はMSソリューションズというスマートフォンやタブレットのアクセサリーを販売する企業である。そんな企業がなぜ電動スクーター分野に参入したのか。まずは参入のきっかけを聞いてみた。

「きっかけは中国で行われていた展示会だったんです。向こうでは、これらはみな電動自転車で、中国国内向けにはペダルが付いています。ご存じの方もいるとは思いますが、向こうには自転車専用レーンがあって、電動もそこを走ります。で、乗ってみると、これが非常にいい。それで日本国内でも販売してみようとおもったんです。ところが、日本で電動アシスト自転車にするには出力が大きすぎる。それで電動スクーターとして売り出すことにしました」

— 日本国内で販売することにあたり、どの辺に苦心したのだろうか。

「走行性能や耐久性は問題ないレベルにあると思います。それに走行させるうえで必要な保安部品などもそんなに苦にはなりません。それよりも、やはり品質ですね。日本人の感覚だと許されないようなクオリティが中国では問題にさえならない。それではダメなので、こちらからエンジニアを派遣し、ラインをすべてチェックし、クオリティコントロールまでやりました。だから、国内でも十分満足できる品質を達成できていると思います」

— そもそも国内ではどこで購入できるのだろうか。

「現在、提携販売店は200店舗を数えるまでになりました。主に町のバイク販売店です。もちろんアフターサービスのバックアップ体制も万全なので、どこで買われても問題ないと思います。次のステップとして、バイク店以外の販路を広げている最中です。たとえば百貨店です。百貨店は売る物を常に探している状況なので、非常に話が早いですね。あとは、実際にお客さんに触れてもらわなければ買ってもらえないので、こういった試乗会を常に企画していくつもりです」

— 電動スクーター、およびバイクの将来性をどう捉えているのか。

「完成車メーカーさんはなかなか本格参入できないでいる現状、われわれのような小規模な企業、言ってみれば電動バイクのプロディーラーにはまだまだチャンスがあります。そう思って参入したんですが、実際のところは、バイクって楽しいな、という単純な理由でもあるんですよ。電動バイクに触れるまで、バイクに全く興味はなかったんですが、とうとう普通二輪免許を取得してレブル250を買ってしまったくらい、その楽しさに引き込まれています。XEAMは電動でコミューターですが、乗ってみると電動には電動の、エンジン車にはエンジン車の良さがあるんです。共存できる仕組み作りも必要ですね。電動バイクが飛躍するには、これはもうバッテリー性能の向上以外にはないと言ってもいいと思います。全個体電池の量産化や急速充電システムの一般化、ですね。バイクはテスラのようにバッテリーをたくさん積むことが現実的ではないので、どうしても性能面での進歩が必須なんです。それに、例えばバッテリーを2つ積むと、単純に車両価格も大幅に跳ね上がってしまいますから」

— 台湾のGogoroのようなシステムの導入は予定していないのだろうか。

「これは私個人の見解ですが、日本ではあのようなシステムは難しいのではないでしょうか。というのは、ステーションで交換できるバッテリーの商品レベルを均一化するのが難しいでしょう。劣化しているバッテリーが手元にくる可能性があるようなシステムは、品質に厳格な国民性には合わないと思います。現状では確実に20㎞を走ることができるコミューターとして割り切った性能と求めやすい価格で勝負していきたいですね」

— 明確なビジョンを持ったXEAMの戦略に、これからも注目していきたい。

塩川社長(右)と、企画開発本部の小森 章さん。当日の総参加人数は約30人で、すべての参加者にヒアリングを行い、これからの商品開発につなげていきたいと語っていたのは小森さん

 

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