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レブル1100Tが新登場! ヤッコカウルでロングツーリングも快適に。レブル1100とレブル500は色変更!

2022年11月25日、ホンダはレブル1100Tを国内正式発表。同時に、レブル1100、レブル500のカラーバリエーションを変更した。今、もっとも人気のあるバイクといっても過言ではないレブル250の兄貴分たちに注目だ!

大型フロントカウルで長旅も快適なレブル1100Tが登場

レブルシリーズの長兄、レブル1100にツーリング仕様の「T」が追加された。
2022年11月のEICMA(ミラノショー)で登場したレブル1100T(欧州名はCMX1100T Rebel)が、早くも日本で正式発表されたわけだ。
最大の特徴は大型のフロントカウル。これにより走行風が和らげられ、疲労は大幅に軽減するだろう。
さらに右側16L、左側19Lの大容量サドルバッグも標準装備する。積載性に難のあったレブルシリーズだけに、ツーリング派にはうれしいニュースだ。
レブル1100Tは、6速MTと6速DCTの両方を用意する。
車両重量に関しては、標準モデルより15kg重たくなった。
車体色は、ガンメタルブラックの1色のみ。

スタイリッシュで旅性能も爆上げのレブル1100Tは、2023年2月23日から発売される。

レブル1100は、アフリカツインの1082cc並列2気筒エンジンをベースに開発された大型クルーザーモデルとして2021年に新登場。
そのスタイリングと足着きの良さは、すでに人気車だったレブル250/500のDNAを引き継いでいる。また強大なトルクとロードスポーツのような操縦性、そして低重心で軽量という魅力で、ハーレーなど既存の大型クルーザーとは一線を画す存在として人気を獲得してきた。
クラッチレスでペダル操作不要のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)仕様も用意する。

左側19L、右側16Lの大容量サドルバッグ
右側はマフラーがあるために少し容量が少ない
レブル1100Tのサイドビュー。威風堂々としたスタイリングだ
レブル1100に、「ヤッコカウル」がこんなに似合うとは驚き
Rebel 1100 T Dual Clutch Transmission
Rebel 1100 T(6速MT)

レブル1100T主要諸元 ※[ ]内はDCT
【エンジン・性能】
種類:水冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ ボア×ストローク:92.0mm×81.4mm 総排気量:1082cc 最高出力:64kW<87ps>/7000rpm 最大トルク:98Nm<10.0kgm>/4750rpm 変速機:6段リターン[電子式6段変速] WMTCモード燃費:31.5[31.0]km/L
【寸法・重量】
全長:2240 全幅:850[845] 全高:1180 ホイールベース:1520 シート高:700(各mm) 車両重量:238[248]kg タイヤサイズ:前130/70B18 後180/65B16 燃料タンク容量:13L
【価格】131万4500円[142万4500円]

レブル1100の標準仕様も同時にカラーリングを変更

「T」の登場と同時に標準のレブル1100もカラーリングを受けた。
イリジウムグレーメタリックを新設定。ガンメタルブラックは継続となる。

Reble1100(イリジウムグレーメタリック)
Reble1100(ガンメタルブラック)

レブル1100主要諸元 ※[ ]内はDCT
【エンジン・性能】
種類:水冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ ボア×ストローク:92.0mm×81.4mm 総排気量:1082cc 最高出力:64kW<87ps>/7000rpm 最大トルク:98Nm<10.0kgm>/4750rpm 変速機:6段リターン[電子式6段変速】 WMTCモード燃費:31.5[31.0]km/L
【寸法・重量】
全長:2240 全幅:850[830] 全高:1115 ホイールベース:1520 シート高:700(各mm) 車両重量:223[233]kg タイヤサイズ:前130/70B18 後180/65B16 燃料タンク容量:13L
【価格】113万8500円[124万8500円]

レブル500も色変更&排出ガス規制対応

Reble 500(マットジーンズブルーメタリック)
Reble500(パールディープマッドグレー)

レブル1100と同時に、レブル500もカラーチェンジを発表。
レブル500は、単気筒250cc仕様とほぼ共通の車体に、471㏄水冷並列2気筒エンジン(46馬力/4.4㎏ f・m)を搭載したミドルクルーザー。
2023年モデルのカラーバリエーションは、シンプルで落ち着いた印象の「マットジーンズブルーメタリック」と、モダンな印象の「パールディープマッドグレー」の2色展開となる。
また、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合化。最高出力、最大トルクは不変ながら、最大トルク発生回転数は6500から6000へと変更されている。

価格は3万6300円アップ。しかし依然としてホンダ大型二輪免許クラスでは最安モデルだ。

発売は2023年1月26日からとなる。

レブル500は2017年に新登場、2020年にヘッドライト、ウインカー、テールランプをLED化。さらにメーター内にシフトインジケーターを追加。スリッパ—クラッチを新採用するなど大幅な改良を受けている。

レブル500主要諸元
【エンジン・性能】
種類:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ ボア×ストローク:67.0mm×66.8mm 総排気量:471cc 最高出力:34kW<46ps>/8500rpm 最大トルク:43Nm<4.4kgm>/6000rpm 変速機:6段リターン WMTCモード燃費:27.9km/L
【寸法・重量】
全長:2205 全幅:820 全高:1090 ホイールベース:1490 シート高:690(各mm) 車両重量:191kg タイヤサイズ:前130/90-16 R150/80-16 燃料タンク容量:11L
【価格】83万6000円

レポート●太田力也

問い合わせ

ホンダお客様相談センター
TEL:0120-086819
https://www.honda.co.jp/motor/

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