新車

カワサキ Z900RSに「イエローボール+ブレンボ+オーリンズ」上級グレードと、ファイヤーボールのZ1誕生50周年記念車が1〜2月登場

「Z900RS SE」はブレンボ+オーリンズで足まわりを強化

2017年秋の東京モーターショーで発表、同年12月から国内発売されたカワサキZ900RS。往年の名車Z1(900super4)をオマージュしたネオクラシックなスタイリングでデビュー以来高い人気を誇っているモデルだ。
2022年モデルでは同車をベースに高性能なブレーキとリヤショックを装備し、Z1「イエローボール」イメージのグラフィックをまとったハイグレードモデルZ900RS SE(スペシャル・エディション)が登場した。

Z900RS SEの特徴の一つはスタンダードモデルよりも上質な走りの追求で、オーリンズ製S46リヤショックを採用。シングルチューブ構造のアルミボディを持つ同ショックは、フローティングピストンで仕切られた46mmの大径ピストンとガスチャンバーの作動により、優れたロードホールディング感とハンドリングを追求。
またこのリヤショックの採用に合わせ、フロントサスペンションの設定も最適化。さらにリモートプリロードアジャスターも装備され、工具なしで荷重設定を変更できる点も特徴となっている。

また「上質な走り」に貢献するもう一点が、フロントブレーキにブレンボ製コンポーネント(300mm径ディスク、M4.32ラジアルマウントモノブロックキャリパー、専用パッド)を採用したこと。加えて17.5mmと小径のニッシン製ラジアルポンプ式マスターシリンダー採用により(スタンダードは19.1mm径)、ブレーキのコントロール性が高められている。

カワサキ Z900RS SE。1月21日発売で、価格は160万6000円。
フロントブレーキはブレンボ製300mmダブルディスク+ブレンボ製M4.32ラジアルマウントモノブロックキャリパーという組み合わせに。マスターシリンダーも強化されている。

オーリンズ製S46リヤショックを採用し、タイヤの接地感やハンドリング性能を向上。また、しなやかなフィーリングを発揮し、快適な乗り心地にもなっているという。

そして外観で特別感を演出するのが「イエローボール」のグラフィック。初代Z1で象徴的なオレンジ×ブラウンの「ファイヤーボール」ペイントに対し、「イエローボール」ことイエロー×ブラウンは1973年型のヨーロッパ向けZ1のみに採用された塗色。実は、知名度の割に意外とレアなグラフィックなのである。

Z900RS SEではそれをオマージュしてブラック×イエローグラフィックを採用(車体色名は「メタリックディアブロブラック」となる)。さらにホイールと前後サスペンションをゴールドとしてより華やかな雰囲気としつつ、サイドカバーは「RS」の文字を赤色仕上げとした「SE」専用エンブレムに。

このほか細部では、ラジエターサイドカバーとFIサイドカバーのブラックアルマイト加工、前フェンダーステーの黒仕上げで上質感を高めている。
走りと外観で特別感を狙ったハイグレードモデル「Z900RS SE」はスタンダードモデルより22万円高の160万6000円(税込)で、1月21日より発売中。

1973年型のヨーロッパ向けZ1のみのカラーだった「イエローボール」。

カワサキ Z900RS SE主要諸元

【エンジン・性能】
種類:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 総排気量:948cc 最高出力:82kW(111ps)/8500rpm 最大トルク:98Nm(10.0kgm)/7700rpm 燃料タンク容量:17L 変速機:6段リターン
【寸法・重量】
全長:2100 全幅:865 全高:1150 ホイールベース:1470 シート高:810(各mm) 車両重量:215kg タイヤサイズ:F120/70ZR17 R180/55ZR17
【価格】
160万6000円(1月21日発売)

カワサキ Z900RS SE

「ファイヤーボール」のZ1生誕50周年記念モデルは2月1日発売

2022年は名車「Z1」が海外向けにリリースされた1972年から50周年に当たる。
そこで登場するもう1台が、Z900RSのスタンダードモデルをベースとした記念モデル「Z900RS 50th Anniversary」だ。

前述のように初期のZ1を象徴する塗色がオレンジ×ブラウンの「ファイヤーボール」だが、50周年記念モデルではこれをオマージュしたグラフィックとしつつ(車体色名は「キャンディダイヤモンドブラウン」)、燃料タンクにはアニバーサリーモデルのために開発された特別な塗装工程を採用。キャンディカラーを独自の技法で重ね塗りし、艶やかで深みのある質感が追求されている。

カワサキ Z900RS 50th Anniversary。2月1日発売で、価格は149万6000円。
特別な塗装工程で仕上げられたタンク。サイドカバーには往年のZ1を思わせる「900 DOUBLE OVERHEAD CAMSHAFT」のエンブレムが装着される。

シート表皮はシボの入った専用のものに。メッキ仕上げのグラブバーも標準装備となる(純正オプションでスタンダードモデルにも装着可能なもの)。

ほかに、フューエルタンク上部のZ50周年ロゴ、サイドカバー&左右エンジンカバーに付く専用エンブレム、ゴールドホイール、上質感のあるシボ入りの専用シート表皮、グラブバー(オプション品)の標準装備なども「Z900RS 50th Anniversary」の特別装備だ。価格はSTDから11万円高の149万6000円(税込)で、2月1日より発売。

カワサキ Z900RS 50th Anniversary主要諸元

【エンジン・性能】
種類:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 総排気量:948cc 最高出力:82kW(111ps)/8500rpm 最大トルク:98Nm(10.0kgm)/7700rpm 燃料タンク容量:17L 変速機:6段リターン
【寸法・重量】
全長:2100 全幅:865 全高:1150 ホイールベース:1470 シート高:800(各mm) 車両重量:217kg タイヤサイズ:F120/70ZR17 R180/55ZR17
【価格】
149万6000円(2月1日発売)

カワサキ Z900RS 50th Anniversary

まとめ●阪本一史 写真●カワサキ/八重洲出版 編集●上野茂岐

*追記2022年1月26日16時修正
価格に「1ヵ月目点検と、3年間の定期点検、オイル交換を無償で受けられるカワサキケア含んだ価格」と表記しておりましたが、Z900RS SE、Z900RS 50th Anniversaryともカワサキケア対象のモデルではありませんでした。お詫びのうえ、訂正いたしました。

CONTACT

カワサキモータースジャパンお客様相談室
TEL:0120-400819

https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z900rs/

  1. 【新型】大人にもおすすめの400ccバイク『CBR400R』がHonda E-Clutchを新搭載!? 足つき性の良さも人気の理由ひとつです!

  2. お店で買える! “かわいい”が詰め込まれた特別仕様車 『スーパーカブとハローキティがコラボ!』

  3. 【比較】『GB350 S』や『GB350 C』 とスタンダードモデルの違いって? 空冷シングル『GB350』シリーズはどれが人気?

  4. 初心者ママライダーの感じたRebel 250 E-Clutchの魅力。「私の心を落ち着かせてくれる存在です」

  5. 【わかる?】車検のある400ccクラスで発売からもう4年……だけど2024年まで『ベストセラー』を誇ったHondaのバイクってどれだと思う?

  6. 【え?空冷?】新型『CB1000F』を「予備知識ゼロ」でレビューすることになった→聞いてた話と違うじゃないか!?【Hondaの道は1日にしてならず/CB1000F ①第一印象 編】

  7. 【驚異の価格】新型EVスクーター『ICON e: (アイコンイー)』は26Lのシート下収納スペースありで充電もラク!【Honda2026新車ニュース】

  8. 徹底解説!レブル250の「Eクラッチ」が圧倒的に支持される「7つの理由」って? 【Honda E-Clutch/Rebel 250 S Edition編】

  9. 【質問】このバイクの車名ってわかる? Rebel 250(レブル250)じゃないよ!DAYTONA×Dope製のCL250向け『カスタム』です!

  10. ツーリング好きの私が年甲斐もなく『峠の走り』に夢中になってしまったバイクの話【Hondaの道は1日にしてならず/GB350 S インプレ・レビュー 前編】

  11. バイク歴18年のライダーはGB350 Cで初のMT車デビュー「これにしかない良さがあります」

  12. CRF1100L Africa Twin(アフリカツイン)が予想外のニューカラー!?新型モデルからは『MT』と『<S>』が無くなり『DCT』のみに!

  13. GB350はモトクロスの女王、川井麻央選手も絶賛「GBがいいヤツすぎて仲良くなりました」

  14. 【新車】125ccスクーター『LEAD 125(リード125)』がニューカラー2色追加で新発売! シート下スペース約37Lでスマートキー&USBソケットも標準装備!

  15. 10年、20年後も色褪せない「控えめに言って最高」GB350 Cを全力で絶賛する理由

  16. のんびりツーリング最強の大型バイク『CL500』がアップグレード!新色にも注目です!

  17. 通勤・通学、二人乗りもOKの遊べる125cc『ダックス125』は初心者の人も安心!

  18. 50歳からライダーデビュー。エネルギッシュな女性ライダーが考える悔いのない人生

  19. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  20. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー