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「巨大すぎる125ccクルーザー!」ハーレーより長い、レオンアート・パイルダー125試乗

レオンアート パイルダー125

スペイン発の125cc車ブランド「レオンアート」

スペインのカスタムバイクブランド・レオンアートは1985年にスペイン・バルセロナで工業機械や産業機械を開発・製造する企業としてスタートし、2004年から小排気量バイクの開発に着手。クルーザータイプやカフェレーサータイプなど、個性派ぞろいの125ccモデルをヨーロッパで展開している。

日本ではウイングフットが輸入を行っており、クルーザータイプは当記事で紹介するパイルダー125(59万4000円)のほか、正立フォークとリヤツインショックを装備するヘリテージ125(41万8000円)、倒立フォークにソフトテイルタイプのリヤショックを装備するデイトナ125とレオンアート10周年記念車のデイトナ125X(52万8000円/55万円)の4機種。
エンジンはいずれも125ccの水冷並列2気筒を搭載している。

レオンアート・パイルダー125(59万4000円)。

このほかカフェレーサースタイルのベッセル125(42万9000円・125cc水冷並列2気筒)、唯一空冷単気筒エンジンを装備するトラッカー125(44万円)の計5機種がラインアップされている。

「パイルダー125」の車名はマジンガーZに由来!?

パイルダー125という車名は1973年12月に放映が開始されたテレビアニメ「マジンガーZ」で主人公が乗るホバーパイルダー(合体シーンの「パイルダーオン!」のセリフでおなじみ)に由来しているのだとか。

なぜスペインのメーカーがマジンガーZ?と訝しがる人も多いだろうが、スペインでは1975年に放映されて最高視聴率80%!?を記録。今でも高い人気を誇っているためで、真横から見たときの燃料タンクやフレーム、リヤシート下のライン、ラジエター下部の出っ張りなどは、なるほど、マジンガーZっぽいというか、ホバーパイルダーっぽいというか。

レオンアート・パイルダー125。車体色は写真の白のほか、黄色、黒の全3色のラインアップ。

車体サイズはハーレーより巨大、リヤタイヤは大型スポーツ並みの190/50-17

フレームは俗に「中華系」と呼ばれるモンキー系カスタム車でおなじみの、中国のリーファン製。前19インチ、後ろ17インチホイールを装備して全長2390mm×全幅800mm×高さ1125mmという車体は、250ccや400ccを超越してリッタークラス級だ。

巨大なバイクの代名詞ともいえるハーレーダビッドソンのラインアップ中で、最もホイールベースの長い「ブレイクアウト」(1746cc)の全長は2370mm……パイルダー125はそれよりも長いのである。
一方シート高は700mmで、車体がスリムなこともあり、足着き自体は小柄な人でも問題ないかと思われる。ただ、乗車姿勢は長い燃料タンクと絞りが少ないハンドルバーにより、上半身がかなり前傾する。
身長178cmの筆者では許容レベルではあったが、身長が低い人だとハンドルに手を伸ばすと突っ張ってしまう可能性があり、その点は少々厳しいかもしれない。

ハンドルが低く、シートから遠いため、クルーザーモデルとしてはかなり前傾したライディングポジションとなる。ライダーの身長は178cm。
シート高は700mmと低めで、身長178cmのライダーでは両足が全面設置する。

特徴的な倒立フォークも片持ち式スイングアームに装着されるサスペンションも動きが少々渋くて(試乗車の走行距離がまだ短かったこともあるだろうか)、路面の状態が悪いところでは突き上げもそれなりにあるが、シートのクッションがだいぶカバーしており、乗り心地はまあまあといったところ。
車重も180kgとこのクラスにしてはかなりの重量級だが、重心は低く、平坦な路面であれば取り回しにそれほど力を必要としない。

次ページ:巨大なサイズの車体を125ccエンジンでどこまで引っ張れるのか?

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ウイングフット
TEL:03-3897-7255
https://www.leonart.jp

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