「650-W1」を彷彿させる新しい「W800」が東京モーターショー2019でお披露目。今年の12月1日に新たにカワサキのラインアップに加わることになった。
メッキが美しいW800
650-W1は、カワサキが目黒製作所を吸収合併した約2年後の1966年に発売されたモデルだ。
同モデルは当時国内最大排気量。その後、各所を最新装備に維新したW3(650RS)は白バイなどに採用され、大排気量車として憧れになった。
650-W1は1975年に生産終了となったが、唯一無二のエンジンサウンドや美しいデザインが、多くのファンを生み出した。
そんなW1のイメージを色濃く受け継いだのが、W800を始めとする新たなWシリーズだ。
一時は排ガス規制などのために販売・生産終了していたが、2018年に「W800 STREET」「W800 CAFE」の2モデル体制で復活。
タンクにあるエンブレムはクロームメッキ。STREET/CAFEがブラックアウトされたエンジンに対しW800はシルバー。
ハンドル形状もSTREET/CAFEとは異なる。
そして、W800は音にも拘っている。
W1は走行音やアイドリング音を収録したレコードが発売されたことがあるほど、音が美しかった。
巷ではファンに「音が良くなければWではない」とも言われるほどだ。そんなファンも唸らすほどの音を出しているSTREET/CAFE。当然W800もその音を引き継ぎ、見て聞いて、走って楽しいバイクになるだろう。
概要
●モデル名:W800(ワールドプレミア/国内販売モデル)
●発売予定日:2019年12月1日
●エンジン種類/弁方式:空冷4ストローク並列2気筒/SOHC4バルブ
●総排気量:773 cm3
●内径×行程:77.0 mm x 83.0 mm
●最高出力:38 kW {52 PS} / 6,500 min-1
●最大トルク:62 N·m {6.3 kgƒ·m} / 4,800 min-1
●全長×全幅×全高:2190 mm x 790 mm x 1075 mm
●シート高:790 mm
●車両重量:226 kg
●燃料タンク容量:15リットル
●カラー:メタリックダークグリーン
※車両重量は燃料・潤滑油・冷却水・バッテリーを含む重量です。
※仕様および諸元は予告なく変更することがあります。
ギャラリー
●第46回東京モーターショー2019開催情報
第46回東京モーターショー2019は10月24日(木)より11月4日(月・祝)までの12日間の会期で行われる。
今回のショーは東京ビックサイト西展示棟と南展示棟、青味展示棟のほか、MEGA WEB、シンボルプロムナード公園、TFTビル横駐車場など分散して行われるので、お目当ての展示がどこにあるのかをよく確認して行動スケジュールを立てておくといいだろう。
東京モーターショーオフィシャルサイトはこちら!!
会期:10月24日(木)〜11月4日(月・祝)
開場時間
オフィシャルデー:10月24日(木)11:30〜18:00
プレビューデー:10月25日(金)9:00〜14:00
一般公開日(月〜土曜日)10:00〜20:00 ※10月25日(金)のみ14:00〜20:00
一般公開日(日曜日・祝日)10:00〜18:00
当日入場料
プレビューデー:3800円
一般公開日:一般2000円(日曜日・祝日除く16時以降は1000円)、高校生以下無料
CONTACT
問い合わせ先 | カワサキモータースジャパン |
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URL | https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/w800/ |