目次
KLX230シェルパの兄弟車!? ブラックアウトの下回りとグレー系ボディでタフさを強調

空冷232cc単気筒エンジン搭載のKLX230シリーズに、多用途型デュアルパーパスモデルを謳う新型「KLX230 DF」が登場する。同車はKLX230シェルパとほぼ同時期に、北米市場向けのラインアップにあったモデルだが、今回日本にも初導入となった。自衛隊車両の国防色をイメージさせるタフな雰囲気が特徴だが、先代のKLX250シリーズが自衛隊バイク部隊で運用されていたことを考えると、DFそうした運用のベースモデルになる可能性もありそうな雰囲気だ。
軽量な車体と扱いやすいハンドリング、足つきの良いシート高により、オンロードからオフロードまで幅広いライディングに対応する車体は、KLX230シェルパがベース。これにアウトドアユースを意識したエンジンガードや、積載に便利なリヤキャリヤなどの実用アイテムを装備する。
外装は耐久性と信頼性を感じさせるグレーのアースカラーで、これにエンジンやフレーム、スイングアームなどの各部ブラックアウト仕上げ組み合わせる。シュラウドに入る「Kawasaki」ロゴのみのシンプルさ、ブラックアウト処理の下回り、チューブレス仕様のワイヤースポークホイールなどが、2025年モデルのKLX230シェルパとの相違点で、タフさと洗練さを両立したスタイリングを実現している。


なお、KLX230 DFの主な特徴は以下のとおり。
●耐久性と信頼性を感じさせるグレーのアースカラー
●低中回転域でのトルクを重視した、バランサー内蔵232cc空冷4ストロークSOHC2バルブエンジン
●剛性としなやかさを兼ね備えたペリメター構造セミダブルクレードルフレーム
●走行安定性と路面追従性に優れ、長いホイールトラベルを持つ前後サスペンション
●最低地上高240mmを確保しながら845mmに抑えたシート高
●ハンドガード、アルミスキッドプレート、リヤキャリヤ、エンジンガードなど、実用性と安心感を高める装備類
●必要に応じてOFFにすることができるデュアルパーパスABS
●スマートフォン用アプリケーション「RIDEOLOGY THE APP」を使用し、スマートフォンから車両状況を確認できるワイヤレス接続機能
価格はKLX230シェルパより4万4000円高の68万2000円で、9月15日より発売予定。









KLX230 DF主要諸元
■エンジン 空冷4ストローク単気筒OHC2バルブ ボア・ストローク67×66mm 排気量232cc 圧縮比9.4 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力13kW(18ps)/8000rpm 最大トルク19Nm(1.9kgm)/6400rpm 燃費34.7km/L(WMTCモード値)
■変速機 6段リターン 変速比1速3.000 2速2.066 3速1.555 4速1.260 5速1.040 6速0.851 一次減速比2.870 二次減速比3.214
■寸法・重量 全長2080 全幅920 全高1150 軸距1365 シート高845(各mm) キャスター24.6° トレール96mm タイヤF2.75-21 45P R4.10-18 59P 車両重量137kg
■容量 燃料タンク7.6L エンジンオイル1.3L
■車体色 ミディアムクラウディグレー
■価格 68万2000円
■発売予定日:2025年9月15日(月)
まとめ●モーサイ編集部・阪本 写真●カワサキモータースジャパン
※8/11タイトルの車名の間違いを修正しました。
カワサキモータースジャパン
TEL0120-400819(お客様相談室)
https://www.kawasaki-motors.com














































