新車

【カワサキKLX230 DF】68万2000円で9月15日新発売! キャリヤ・ガード類装備の多用途デュアルパーパス、ミリタリー風カラーで登場

KLX230シェルパの兄弟車!? ブラックアウトの下回りとグレー系ボディでタフさを強調

KLX230 DF:ミディアムクラウディグレー。KLX230シェルパベースながら、専用のキャリヤはエンジンガードなどを装備し車両重量はシェルパ+1kg、価格はシェルパ+4万4000円

空冷232cc単気筒エンジン搭載のKLX230シリーズに、多用途型デュアルパーパスモデルを謳う新型「KLX230 DF」が登場する。同車はKLX230シェルパとほぼ同時期に、北米市場向けのラインアップにあったモデルだが、今回日本にも初導入となった。自衛隊車両の国防色をイメージさせるタフな雰囲気が特徴だが、先代のKLX250シリーズが自衛隊バイク部隊で運用されていたことを考えると、DFそうした運用のベースモデルになる可能性もありそうな雰囲気だ。

軽量な車体と扱いやすいハンドリング、足つきの良いシート高により、オンロードからオフロードまで幅広いライディングに対応する車体は、KLX230シェルパがベース。これにアウトドアユースを意識したエンジンガードや、積載に便利なリヤキャリヤなどの実用アイテムを装備する。

外装は耐久性と信頼性を感じさせるグレーのアースカラーで、これにエンジンやフレーム、スイングアームなどの各部ブラックアウト仕上げ組み合わせる。シュラウドに入る「Kawasaki」ロゴのみのシンプルさ、ブラックアウト処理の下回り、チューブレス仕様のワイヤースポークホイールなどが、2025年モデルのKLX230シェルパとの相違点で、タフさと洗練さを両立したスタイリングを実現している。

KLX230 DF:ミディアムクラウディグレー
KLX230 DF:ミディアムクラウディグレー

なお、KLX230 DFの主な特徴は以下のとおり。

●耐久性と信頼性を感じさせるグレーのアースカラー
●低中回転域でのトルクを重視した、バランサー内蔵232cc空冷4ストロークSOHC2バルブエンジン
●剛性としなやかさを兼ね備えたペリメター構造セミダブルクレードルフレーム
●走行安定性と路面追従性に優れ、長いホイールトラベルを持つ前後サスペンション
●最低地上高240mmを確保しながら845mmに抑えたシート高
●ハンドガード、アルミスキッドプレート、リヤキャリヤ、エンジンガードなど、実用性と安心感を高める装備類
●必要に応じてOFFにすることができるデュアルパーパスABS
●スマートフォン用アプリケーション「RIDEOLOGY THE APP」を使用し、スマートフォンから車両状況を確認できるワイヤレス接続機能

価格はKLX230シェルパより4万4000円高の68万2000円で、9月15日より発売予定。

ホイールトラベルは2026年型KLX230シェルパと同様で、フロント200mm、リヤ223mmと十分な長さを確保
DF専用で標準装備となるエンジンガードは転倒時のエンジン・車体まわりの損傷を低減
ブラックアウトされたアルミ製スキッドプレートもDF専用
バーエンドで支持されるプレート付きのハンドガードも標準の装備。ハンドルは軽量かつ強度の高いアルミ製テーパードタイプを採用
必要な情報をコンパクトなスペースで表示するメーターパネルは、スマートフォン接続機能付き
左グリップの操作系。ヘッドライドハイロー、ウインカー、ホーンのほか、内側の赤いボタンはABSキャンセル用。オフロード走行時などに車体を意図的にスライドさせることができる
前輪の21インチホイールに対し、18インチのリヤホイールはチューブレスタイヤ対応のクロススポークホイールを採用
DF専用で利便性の高いリヤキャリヤ。プレード下に専用オプションのETC機器を搭載することも可能
リヤキャリヤ左下の位置には、ヘルメットホルダーを標準装備

KLX230 DF主要諸元

■エンジン 空冷4ストローク単気筒OHC2バルブ ボア・ストローク67×66mm 排気量232cc 圧縮比9.4 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力13kW(18ps)/8000rpm 最大トルク19Nm(1.9kgm)/6400rpm 燃費34.7km/L(WMTCモード値)
■変速機 6段リターン 変速比1速3.000 2速2.066 3速1.555 4速1.260 5速1.040 6速0.851 一次減速比2.870 二次減速比3.214
■寸法・重量 全長2080 全幅920 全高1150 軸距1365 シート高845(各mm) キャスター24.6° トレール96mm  タイヤF2.75-21 45P R4.10-18 59P 車両重量137kg
■容量 燃料タンク7.6L エンジンオイル1.3L
■車体色 ミディアムクラウディグレー
■価格 68万2000円
■発売予定日:2025年9月15日(月)

まとめ●モーサイ編集部・阪本  写真●カワサキモータースジャパン

※8/11タイトルの車名の間違いを修正しました。

CONTACT

カワサキモータースジャパン
TEL0120-400819(お客様相談室)
https://www.kawasaki-motors.com

  1. 原付免許で運転できる『新基準原付』4車種の価格と発売日が決定!『スーパーカブ110 Lite』『クロスカブ110 Lite』『Dio110 Lite』『スーパーカブ110プロ Lite』が新登場!

  2. 自分の愛車に合った「エンジンオイル」ってどうやって選べばいい?

  3. 愛車をもっと自分好みにするなら?世界的にカスタム人気の高い『CL500』がお手本にピッタリかも!

  4. 大排気量ツアラー一筋だったベテランライダーがXL750 TRANSALPに乗って感じた自由と楽しさとは?

  5. 原付二種相当のEVスクーター『CUV e: 』ってどんなバイク? 足つき性や航続距離など実際に触れて「わかったこと」を解説します!

  6. のんびりツーリング最強の大型バイク『CL500』がアップグレード!新色にも注目です!

  7. 【嘘だろ】2025モデル『GB350 C』が突き抜けカラーに!? これまで以上に「新車で買えるバイク」だと思えなくなって新登場です!

  8. XL750 TRANSALPで本気のオフを楽しむ!使って走ってなんぼのオーナーのバイクライフが自由だった

  9. Hondaが『EVスクーター』の普及に本気を出してきた!? 新型EVスクーター『CUV e: 』登場!

  10. 【新型登場】大人気『GB350』と『GB350 S』が大胆に変身! NEWカラーもスゴいけど……メーターやテールランプも「カスタムバイク」みたいになった!?

  11. 通勤・通学、二人乗りもOKの遊べる125cc『ダックス125』は初心者の人も安心!

  12. レブル500ってどんなバイク? 燃費や足つき性、装備などを解説します!

  13. ストリートとワインディングで感じた『CBR650R E-Clutch』の素晴らしさ。もうマニュアルクラッチに戻れる気がしない

  14. 免許取り立ての女性ライダーが「スーパーカブ110」と「リード125(LEAD125)」に乗ってみた感想は都内の普段遣いにベストな選択

  15. 50歳からライダーデビュー。エネルギッシュな女性ライダーが考える悔いのない人生

  16. 大きなバイクに疲れた元大型ライダーが「Honda E-Clutch」で体感したある異変とは?「バイクの概念が変わりました」

  17. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  18. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー

  19. “HAWK 11(ホーク 11)と『芦ノ湖スカイライン』を駆け抜ける

  20. CL250とCL500はどっちがいい? CL500で800km走ってわかったこと【ホンダの道は1日にしてならず/Honda CL500 試乗インプレ・レビュー 前編】

おすすめ記事

クシタニに訊く 「KUSHITANIグローブ&フットウエア ベストチョイスの秘訣」 アウトドアギアブランドのモンベルが布マスクを抽選で販売 【AGV】「PISTA GP RR」に「ELECTRUM」が限定追加!フルカーボンの黒に、バイザーやエアベントのオレンジが映える!

カテゴリー記事一覧

  1. GB350C ホンダ 足つき ライディングポジション

ピックアップ記事