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スズキ
新型「GSX-R1000」/「GSX-R1000R」発表。GSX-R40周年記念デザインをまとい2026年より世界各国で販売開始!

エンジン・電子制御機構を最適化して日本に再登場の期待大のGSX-R1000!

GSX−R1000/R:パールビガーブルー✕パールテックホワイト
GSX−R1000/R:パールビガーブルー✕パールテックホワイト
GSX−R1000/R:パールビガーブルー✕パールテックホワイト
GSX−R1000/R:キャンディダーリングレッド✕パールテックホワイト
GSX−R1000/R:キャンディダーリングレッド✕パールテックホワイト
GSX−R1000/R:パールイグニットイエロー✕メタリックマットステラブルー
GSX−R1000/R:パールイグニットイエロー✕メタリックマットステラブルー

スズキは伝統のスーパースポーツモデル「GSX-R1000」、「GSX-R1000R」のエンジン、電子制御システムを大幅に改良してモデルチェンジ。これを2026年より、欧州、北米等、世界各国で販売を開始すると発表した。日本国内では2022年モデルがラインアップから落ちてしばらく経過していたが、ついに2026年から進化・熟成を図って再登場するようだ。

今回のモデルチェンジでは、”The King of Sportbikes”としての高い性能を犠牲にすることなく、排ガス規制と騒音規制に対応し、エンジン内部部品の徹底的な見直しに加え、最新の電子制御システムに進化・熟成。また軽量、コンパクトで信頼性が高く、幅広い温度特性を持つELIIY Power製のリチウムイオンバッテリーを採用するなどで、進化を遂げている。

なお、GSX-R1000とGSX-R1000Rは前後のサスペンション装備が異なり、RはフロントにSHOWA製BFF、リヤにSHOWA製BFRC-liteを標準装備(STDはフロントがSHOWA製BPF、リヤはリンク式コイルスプリング&オイルダンパーの仕様)。以下では、GSX-R1000、GSX-R1000R共通の主な変更内容を紹介しよう。

GSX−R1000/R:パールビガーブルー✕パールテックホワイト

新型GSX−R1000/GSX-R1000Rの主な特徴

【エンジン】
●インジェクター、シリンダーヘッド、カムシャフト、バルブ、ピストン、クランクシャフトなどのエンジン内部部品の形状などを全面的に改良。排ガス、騒音規制をクリアしつつ、高パフォーマンスと耐久性の向上を実現。
●バルブの最大リフト量は変えず、リフトカーブを変更することでカムシャフトのオーバーラップを減らした。
●耐久レースなどの厳しい環境下での使用を想定し、カムチェーンの幅を拡大。
●排気システムの形状や触媒類の配置を見直し、排ガス規制への対応と高い出力性能を両立。また、レイアウトの変更でマフラーボディの外観をスリム&スタイリッシュに変更。

【車体周り】
●従来からの、軽量コンパクトで高剛性なツインスパーアルミフレームを継続して採用。「走る、曲がる、止まる」の基本性能が高次元で確保。
●フロントカウルには、2024年の鈴鹿8耐で「チームスズキCNチャレンジ」の車両が装着していたものと同じカーボンファイバー製ウィングレットを用品として設定(一部地域では標準装着販売)。車体にダウンフォースを発生させコーナリングからの立ち上がり時にフロントのリフトを抑制し、スムーズな加速を実現。

【S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)の熟成】
●加速時にフロントホイールが浮き上がるのを抑制し、スムーズな加速をサポートするようリフトリミッターを追加。
●IMUと車輪速センサーが車体姿勢と車速を検出し、車体のバンク角と車輪の回転数に応じて後輪の駆動力をコントロール。コーナリングから最適な加速ができるようトルクを制御するロールトルクコントロールを装備。トラクションコントロール、リフトリミッター、ロールトルクコントロールは、「スマートTLRシステム」として連動して機能。

【S.I.R.S.の機能概要】
●SDMS(スズキドライブモードセレクター)
※出力特性を3つの中から選択可能
●モーショントラックトラクションコントロール
※リヤホイールの空転が感知された時に、エンジン出力を制御
●リフトリミッター
※加速時の前輪の浮き上がりを抑制
●ロールトルクコントロール
※コーナリング時の最適な加速のためにトルクを制御
●ローンチコントロール
※発進時の最適な加速のために出力を制御
●電子制御スロットル
※細やかなアクセルワークやコンピューターでの制御が可能
●双方向クイックシフトシステム
※クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ/ダウンが可能
●モーショントラックブレーキ
※コーナリング時のABSの作動を制御
●スロープディペンデントコントロール
※下り坂で後輪が浮き上がるのを抑制
●スズキイージースタートシステム
※ワンプッシュでエンジン始動が可能
●ローRPMアシスト
※スムーズな発進を補助

【装備】
●軽量、コンパクトで信頼性が高く、幅広い温度特性を持つELIIY Power製のリチウムイオンバッテリーを採用。

【外観・デザイン】
●GSX-Rシリーズ40周年を記念し、カラーリングを以下の3色に設定。
パールビガーブルー✕パールテックホワイト
キャンディダーリングレッド✕パールテックホワイト
パールイグナイトイエロー✕メタリックマットステラブルー
●車体側面とタンク上部、キーマスコットに40周年記念グラフィックやエンブレムを採用。
●シートとマフラーに「GSX-R」のロゴを装飾。

GSX−R1000/R:40周年記念モデルの3色のカラーラインナップ
40周年記念モデルのグラフィック
40周年記念モデルのグラフィック
40周年記念モデルのキーマスコット
カーボンファイバー製ウィングレットを設定(オプションか標準装備かは未定)

GSX-R1000/同R主要諸元(海外仕様)

■エンジン 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク76✕55.1mm 排気量999.8cc 圧縮比13.8 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力143.5kW(195ps)/13200rpm 最大トルク110Nm(11.2kgm)/11000rpm 燃費14.7km/L(WMTC値)
■変速機 6段リターン 変速比─ 一次減速比─ 二次減速比─
■寸法・重量 全長2075 全幅705 全高1145 軸距1420 シート高825(各mm) キャスター23°20′ トレール95mm  タイヤF120/70ZR17M/C (58W) R190/55ZR17M/C (75W) 車両重量203kg
■容量 燃料タンク16L エンジンオイル4L
■車体色 パールビガーブルー✕パールテックホワイト、キャンディダーリングレッド✕パールテックホワイト、パールイグニットイエロー✕メタリックマットステラブルー
■価格 ─
■発売時期 未定

GSX−R1000/R:パールビガーブルー✕パールテックホワイト
GSX−R1000/R:パールビガーブルー✕パールテックホワイト
GSX−R1000/R(手前)と1985年型の初代GSX-R750(奥)

まとめ●モーサイ編集部  写真●スズキ

CONTACT

スズキGSX−Rシリーズ40周年特設サイト
https://www.globalsuzuki.com/motorcycle/smgs/products/gsx-r_40th_anniversary/

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