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レブル250がマイナーチェンジ、Eクラッチ搭載車も設定
大ヒットモデルとなっている250ccクルーザー、ホンダ レブル250。
2025年モデルでマイナーチェンジが行われ、ハンドル形状の変更でライディングポジションが見直されたほか、シート内部の素材を変更し快適性の向上が図られています。
そして何より注目なのは、Honda Eクラッチ搭載モデルが設定されたことでしょう。Honda Eクラッチとは、ライダーがレバー操作をしなくても「切る・半クラ・つなぐ」というクラッチ操作を電子制御が行ってくれて、発進やシフトチェンジ時にはシフトペダルの操作だけでOKという機構。
低速時やUターンといった半クラが必要になる場面では運転サポート的に働いてくれますし、渋滞時や長時間走行などではクラッチ操作から開放され疲労軽減というメリットも。
クラッチレバーを握れば通常のマニュアルトランスミッションと変わらない操作も可能で、走行状況や気分に応じて使い分けられる点もその魅力です。
なお、いわゆる「オートマ」とは違って自動変速はせず、変速する際にシフトペダル操作は必要で、AT限定免許での運転は不可なのにご注意ください。
Honda Eクラッチ搭載車を含め、レブル250各タイプの価格は次の通りです。
レブル250:63万8000円(1月30日発売)
レブル250 E-Clutch:69万3000円(3月13日発売)
レブル250 Sエディション E-Clutch:73万1500円(3月13日発売)
レブル250を純正アクセサリーでツーリング仕様に
また、このマイナーチェンジにあわせてレブル250用純正アクセサリーにETC2.0車載器とグリップヒーターが追加されました。もともと豊富な純正アクセサリーが用意されているレブル250ですが、それらを活用してツーリング仕様とした例がこんな感じ。ベース車はレブル250 E-Clutchです。


装着パーツ一覧(総額28万2480円)
フロントフォークカバー:5500円
フロントフォークブーツ:5500円
スポーツ・グリップヒーター:2万5300円
スポーツ・グリップヒーター取付アタッチメント:1万500円
Honda二輪ETC2.0車載器キット:4万7960円
アクセサリーボックス:1万340円
アクセサリーボックス取付アタッチメント:330円
ワン・キー・インナーロックシリンダー:2750円
メーターバイザー:2万5300円
スペシャルメインシート(ブラウン):1万4960円
コンフォートピリオンシート(ブラウン):1万7270円
リアキャリア:2万7500円
バックレスト:1万6500円
サドルバッグステー(右側):1万5180円
サドルバッグ(右側):1万9360円
サドルバッグステー(左側):1万5400円
サドルバッグ(左側ラージ):2万2770円
レブル250は売れに売れているヒットモデルだけに、自分仕様にカスタムしたいというライダーも多いかと思いますが、純正アクセサリーならフィッティング間違いなし。新車購入時にパーツもあわせて注文→組み込んだ状態で納車というのも可能です。また「ホンダ純正」という信頼感も魅力かと。というわけで、各パーツの機能や特徴を紹介していきましょう。
メーターバイザー/フロントフォークカバー/フロントフォークブーツ

メーターバイザーは小ぶりなデザインですが防風効果もしっかり考えられたもの。胸周りに当たる風を整流し快適性を高めてくれます。プレハードコートのポリカーボネート製で、傷が付きにくい仕様となっています。
フロントフォークのアウターチューブを覆うスチール製のフロントフォークカバーと、インナーチューブを覆うラバー製のフォークブーツ。どちらもドレスアップパーツとしての魅力もありますが、特にフォークブーツはインナーチューブへの飛び石、ダストによるダメージ抑止など実用的なメリットも。
なおフロントフォークブーツはS Editionに標準装備されているものと同一です。
スポーツ・グリップヒーター

スロットルパイプと内部ヒーターを一体化することで、通常のグリップと同等のスリムさとしたホンダの優れもの、スポーツ・グリップヒーターがレブル250用に登場。温度は5段階に調整可能です。
装着にはスポーツ・グリップヒーター取付アタッチメントが必要となります。
アクセサリーボックス/Honda二輪ETC2.0車載器キット


レブル250用として新設定されたHonda二輪ETC2.0車載器と、その装着に必要となるアクセサリーボックス。アクセサリーボックスはワン・キー・インナーロックシリンダーでメインキーで施錠・解錠ができます。なお、ETC2.0車載器を装着せずアクセサリーボックスだけを装着することも可能なので、純粋に小物入れとしても使えます。
アクセサリーボックスの装着にはアクセサリーボックス取付アタッチメントが必要です。
スペシャルメインシート/コンフォートピリオンシート/バックレスト

スペシャルメインシートはS Editionに標準装備されているものと同様で、ダイヤモンドステッチ調の表皮がクラシカルなムードを高めてくれます。クッションには高密度ウレタンを採用するほか着座部は60mm以上の厚みとし、快適性もしっかり確保されています。
コンフォートピリオンシートは純正の後部シートに対し約20mm厚みを増したうえで、フラットな形状に仕上げられています。クッションの厚みとフラットな座面が座り心地の良さに効くだけでなく、着座位置が高くなるのもポイント。ヒザの曲がりが緩くなることで、乗車姿勢の面でも快適性が高められているのです。
さらにタンデムを快適なものにしたいなら、バックレストもあわせて装備したいところ。パッドは密度の異なる2種類のクッションを使用して、しっかり快適性が考えられています。
なお、スペシャルメインシート、コンフォートピリオンシート、バックレストはブラウンとブラックの2カラーが選べます。
リアキャリア、サドルバッグ

19.1mm径の鉄パイプ製のリアキャリアはクラシカルな車両デザインにマッチ。許容積載量は3.0kgで、荷掛けフックが4つ装備されています。タンデムライダーのスペースを妨げないよう装着できるのもポイントで、バックレストとの同時装着もOKです。
左右それぞれに装着できるサドルバッグは軽量かつ耐久性に優れたバリスティックナイロン製。右側は容量10L、マフラーの無い左側はラージサイズで容量14L、どちらも許容積載量は3.0kgです。左右バラ売りなので、片側のみの装着もOK。
なお、装着にはそれぞれのサドルバッグステーが必要です。
バッグは簡単に脱着できるほか、車体から外したバッグはストラップをかけてショルダーバッグとしても使えるので、街乗り派にもオススメ。雨天時に備え、防水インナーバッグも付属します。
まとめ●モーサイ編集部・上野 写真●山内潤也/ホンダ
ホンダ
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