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Vツイン搭載の旗艦アドベンチャーモデルの2024年版は色変わりで登場
街中から高速道路、山岳路など、様々な状況を含む長距離ツーリングで快適に走行できるアドベンチャーツアラーのスズキVストロームシリーズ。その最大排気量モデルのVストローム1050・2024年モデルが発表、5月17日(金)より発売される。
主な変更点はカラーリングで、グラスブレイズオレンジ/マットブラックメタリックNo.2(CGH)=橙/マット黒、パールビガーブルー/マットブラックメタリックNo.2(CGJ)=青/黒、グラススパークルブラック/マットブラックメタリックNo.2(A3X)=黒/マット黒という3色のラインナップとなる。
Vストローム1050は、水冷90度V型2気筒エンジン搭載により、低中速トルクを維持しつつ高回転域で伸びのあるVツインらしいパワー特性が特徴。また、様々な走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)は、IMU(慣性計測装置)等のデータを組み合わせる「モーショントラック・ブレーキシステム」のほか、クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ/ダウンが可能な双方向クイックシフトシステム、クルーズコントロールなどの機能を装備。
またS.I.R.S.の設定状況ほか各種情報を表示する5インチのカラーTFT大型液晶メーター採用で、使い勝手を向上させている。そのほか、工具不要で高さを11段階調整可能なウインドスクリーン、USBソケット、12Vアクセサリーソケット、ナックルカバー、アンダーカウリングを標準装備し利便性も高めている。
なお、Vストローム1050シリーズは前19/後ろ17インチで10スポークのアルミキャストホイールを履きオンロードメインでの快適性をねらった同車と、前21/後ろ17インチの前後ワイヤースポークホイール装備でダートでの安定性や操縦性もねらったVストローム1050DEの2タイプを用意しているが、1050DEは主な変更がなく継続販売される。
スズキ Vストローム1050主要諸元
■エンジン 水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク100.0×66.0mm 総排気量1036cc 圧縮比11.5 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力78kW(106ps)/8500rpm 最大トルク99Nm(10.1kgm)/6000rpm 燃費19.3km/L(WMTCモード値)
■変速機 6段リターン 変速比1速2.666 2速1.933 3速1.500 4速1.227 5速1.086 6速0.913 一次減速比1.838 二次減速比2.647
■寸法・重量 全長2265 全幅940 全高1470 軸距1555 シート高850(各mm) キャスター25°40′ トレール110mm タイヤF110/80R19 M/C 59V R150/70R17 M/C 69V 車両重量242kg
■容量 燃料タンク20L エンジンオイル3.5L
■価格 162万8000円
まとめ●モーサイ編集部 写真●スズキ