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「CBR400R」変更!トラコンで走りやすく、スマホ連携で便利に、ウイングレットでかっこよくなった!

■「CBR400R」(NC65) グランプリレッド

2万2000円価格アップ以上の充実した変更内容

Hondaは、コンパクトで扱いやすい車体パッケージに、軽量コンパクトな水冷・4ストロークDOHC直列2気筒399cm3エンジンを搭載したロードスポーツモデル「CBR400R」の外観を一新するとともに装備を充実させ、3月21日(木)に発売する。

車体色は、レーシングイメージあふれるグラフィックデザインを採用した「グランプリレッド」と、シンプルでシャープなスタイリングを強調する「マットバリスティックブラックメタリック」の全2色設定としている。
変更点は以下のとおり。

・滑りやすい路面での安心感に寄与するHonda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を新たに搭載した。HSTCはいわゆるトラクションコントロール(オン/オフが設定可能)のことで、ライダーのアクセル操作に対して後輪スリップを制御する。バイクの走りを気にする人にとってのイチバンの変更点だ。

・「Modern Racing Art」を開発コンセプトとし、車体外装を構成するカウル類とヘッドライト、テールランプの形状を変更することで、スピード感あふれる外観に一新。左右のミドルカウルに設けたダクトの内側にはウイングレットを配置し、レーシングなスタイルを演出している。バイクのスタイルを大事にする人にとってのイチバンの変更点はこちら。

・豊富な情報を見やすく表示する、5インチフルカラーTFTメーターを採用。また、車両とスマートフォンを連携させることで、ハンドルのセレクトスイッチや別売りのヘッドセットでの音声入力により、音楽再生やナビゲーションなどのアプリの操作を可能にする、Honda RoadSyncを標準装備した。バイクを便利・快適に使いたいという人にとってのイチバンはこちらの変更点。

・その他、前モデル(2022年発売のNC56)とのデータ比較としては、車両重量が192kgから191kgに、燃料消費率(WMTC)が27.9km/Lから28.1km/Lに、価格が84万1500円から86万3500円に変更となった。

「CBR400R」(NC65) グランプリレッド
「CBR400R」(NC65) マットバリスティックブラックメタリック
「CBR400R」(NC65) マットバリスティックブラックメタリック
※比較用写真 前モデルの「CBR400R」(NC56)

◯「CBR400R」販売データ

発表 2024年2月16日
発売 2024年3月21日
メーカー希望小売価格 86万3500円

◯「CBR400R」(NC65)主要諸元

車名・型式 ホンダ・8BL-NC65
全長×全幅×全高(mm) 2,080✕760✕1,145
軸距(mm) 1,410
最低地上高(mm) 130
シート高(mm) 785
車両重量(kg) 191
乗車定員(人) 2
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 28.1
最小回転半径(m) 2.9
エンジン型式・種類 NC65E・水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
総排気量(cm3) 399
内径×行程(mm) 67.0✕56.6
圧縮比 11.0
最高出力(kW<PS>/rpm) 34<46>/9,000
最大トルク(N・m<kgf・m>/rpm) 38<3.9>/7,500
燃料供給装置形式 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 17
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 時噛合式6段リターン
変速比 1速3.285 2速2.105 3速1.600 4速1.300 5速1.150 6速1.043
減速比(1次/2次) 2.029/3.000
キャスター角(度)/トレール量(mm) 25度30分/102
タイヤ 前120/70ZR17M/C(58W) 後160/60ZR17M/C(69W)
ブレーキ形式 前油圧式ダブルディスク 後油圧式ディスク
懸架方式 前テレスコピック式(倒立サス) 後スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式 ダイヤモンド

レポート●モーサイ編集部 写真●ホンダ

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