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1901年創業の歴史あるブランド、ロイヤルエンフィールド(ROYAL ENFIELD)から、「カスタム」を強く意識したニューモデルが登場しました。伝統と先進性を兼ね備えたショットガン650(SHOTGUN650)を詳細にチェックしていきましょう!
カスタムを強く意識したモデル
ロイヤルエンフィールドからニューモデルが2023年12月12日に発表されました。その名も「ショットガン650」。世界中のカスタムビルダーとタッグを組み、カスタムベース車としての魅力も高めているロイヤルエンフィールドですが、このショットガン650は「カスタム」からインスピレーションを得ているそうです。そのすでにカスタムされたようなスタイリングは、素直にカッコいい……。
搭載されるエンジンは、2023年に登場したスーパーメテオ650と同じ270度クランクのパラレルツインOHC4バルブで、ハリスパフォーマンスと開発したメインフレームも共通です。しかし、それ以外はほぼ専用開発となっています。
タイヤサイズはフロント18インチ、リヤ17インチという設定(スーパーメテオはフロント19インチ、リヤ16インチ)。サスペンションは、フロントフォークはスーパーメテオよりも30mm短縮され、リヤは逆に少し長くなっています。
キャスター/トレール角も変更され、ホイールベースも35mm短くなりました。
これらのジオメトリー変更により、軽快にコーナリングを楽しめるスポーティな性格になっていると予想できます。
ショットガン650は低く構えたスタイリングのため一見クルーザーのように見えますが、どちらかと言えばハーレーのスポーツスターをカスタムしたような雰囲気でしょうか? それでもシート高は795mmと極端に低いわけではありません。乗車姿勢はアップライト気味でリラックスしていますが、スポーツライドも楽しめそうに見えます。
ショットガンは、伝統へのリスペクトと、自由で未来的なカスタム的要素(ここには、アニメやSF/サイバーパンクのようなものも含む)を融合したスタイリングを持っています。そして、街でもワインディングでも、走りの本質を楽しめるでしょう。
日本でのデビュー時期は未定ですが、確実に入荷されるはず。日本で走れる日が楽しみです!
report:太田力也
写真で紹介【ショットガン650】
ロイヤルエンフィールド ショットガン650 主要諸元
【エンジン・性能】
種類:空冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ
ボア×ストローク:78.0×67.8mm
総排気量:648cm3
最高出力:34.6kW<47ps>/7250rpm
最大トルク:52.3Nm<5.3kgf・m>/5650rpm
燃料タンク容量:13.8L
燃料消費率:22km/L
変速機:6段リターン
【寸法・重量】
全長:2170mm
全幅:820mm
全高:1105mm
ホイールベース:1465mm
シート高:795mm
車両重量:240kg(燃料90%時)
タイヤサイズ:F 100/90-18 R 150/70R17
ロイヤルエンフィールド(ピーシーアイ)
https://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp