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ヨーロッパ仕様では定格出力5.0kW「日本では軽二輪クラスとなるか」


カワサキモータースジャパンでは、2023年9月14日に海外向けとして発表されたカワサキ初の電動モーターサイクル「ニンジャ e-1」「Z e-1」の国内導入を決定した。
発売時期や販売価格、スペックなどの詳細は未発表だが、ニンジャ e-1はニンジャ250/400に似たフルカウルモデル、Z e-1はZ250/400に似たネイキッドモデルとなっている。
この2モデルは、欧州ではA1ライセンス(125cc以下かつ最高出力が15ps以下)準拠した性能にカテゴライズされる。日本で言えば原付二種クラスのようなカテゴリーだが、日本国内の電動二輪車の区分は、定格出力に応じて現在下記のようになっている。
- 0.6kW以下:原付一種
- 0.6kW超1.0kW以下:原付二種
- 1.0kW超:軽二輪
ヨーロッパ向けに発表されているモデルの性能は、両モデルとも定格出力5.0kW (6.8ps)/2800rpm、最高出力9.0kW(12ps/2600~4000rpm)、最大トルク40.5Nm(4.1kgm)/0~1600rpmという数値。
日本仕様も上記性能値だとすると、国内では軽二輪という扱いになる。
なお、車両重量はニンジャe-1が140kg、Z e-1が135kg。ガソリンエンジンの250ccモデルと比べると軽量である。
2個の脱着可能なバッテリーをタンク&エンジン部スペースに搭載
同じくヨーロッパ向けの車両を見る限り、いわゆる一般的なバイクのタンクからエンジン部にかけてのスペースに、車体から取り外し可能なリムーバブルバッテリーパック(11.5kg)を2個搭載でする構造で、バッテリー容量は最大3.0kWhとなっている。
まとめ●モーサイ編集部 写真●カワサキ
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