ZZR600自走で行った、忘れ難きカワサキ本社開発陣インタビュー
25年以上前、モーターサイクリスト誌で行っていたZZR600の連載で非常に思い出深いのが、阪神淡路大震災の少し後に実現した作り手の方々との邂逅です。
筆者とZZR600の最初の出会いが、自走で谷田部にZZR600のテストに来ていたカワサキテストライダーグループとの遭遇ということもあり(第1話)、カワサキ広報へのインタビュー依頼の際に、今度は当方が自走で伺いたいとお話をしたことが発端でした。
一カメラマンのわがままな要請によくご多忙な方々が応じて下さったと、今でも感謝しかありません。
ZZR600のデザインスケッチも初披露してもらった開発陣インタビュー取材






当時誌面には書きませんでしたが、明石に到着前、震災後の長田区の一角にお線香を立てて黙祷をしたことや、カワサキのテストチーム・新谷さんから後日お世話になったことも懐かしく思い出されます(当時インタビューに登場いただいた岡さん、それに新谷さんは、鈴鹿8耐でも活躍されていましたね)。
盗難で失ったZZR600・1号車にもこうした数々の思い出がありますから、ZZR600・2号車も大事にしないわけにはいきません!
レポート●小見哲彦 編集●阪本一史






















































