当初は燃料系の漏れチェックの作業を予定していたのですが、注文していた純正マフラーが意外と早く到着!
そこで、イグニッションコイルの交換とともに純正マフラーへの交換を先に行ってしまいました。
コイル&プラグコードを交換、取り回しも自然に
イグニッションコイルに直付けのプラグコードの劣化が見つかり(第3話)、取りあえず応急処置をしたうえでコイルやキャブの純正部品を注文しておいたのですが、それよりも前に注文しておいた純正マフラーがコイルなどと一緒に入荷したとの連絡が。

今後はキャブまわりの脱着や試走、暖機運転などでエンジンを車庫で回す機会が増えるだろうと考え、コイル交換作業と同時期にマフラー交換もあわせて作業することにしました。現状はちょっとうるさいデビルのサイレンサー仕様なので……。
せっかく根性入れて磨き上げたデビルのサイレンサーを外すのは惜しい気もしますが(第4話)、作業場はお年寄りも多い住宅地。静かな排気音のほうが、対外的な気遣いも少なくて済みますからね。


イグニッションコイルは接点の傷みもあったし、1&4番プラグに繋がる左
側コイルのコードに、長さの余裕がなかったのも気になっていました。
コイルから出て急角度で曲がっていた以前のコードでしたが、新品は余裕のある角度で曲がってプラグキャップへ。それと、コイルが付くフレーム側のステーも手直ししました。
表面が荒れていたので、錆を落として再塗装。ステーに付属するウェルナットも劣化が激しく、中身のナットだけが脱着時にコイルと一緒にくっ付いてくるダメな状態だったので交換しました。


そのほかにも、エアクリーナーボックス下に配置されたパイプ類の汚れを細かく落としながら、亀裂の有無などを確認。
ラムエアに繋がるパイプ類も、表面の汚れをパーツクリーナーで落とした後はポリメイトなどで皮膜を保護。これで、コイル周辺の疑惑要素は解消したと考えていいかな?
キャブは取り外して、外まわりの掃除を少ししておきましたが、次にマフラーの交換に取りかかります。

こちらはちょっと寄り道。
日にちをまたぐ作業になることが多く、夜中にPCでニックネームのステッカーを作ってみたりして。
藤島康介さんの名作漫画『ああっ女神さまっ』に登場する空飛ぶホウキ(?)の名前をもじってみた。魔界最速の「グリューエンデスヘルツ」。
600は世界最速ではないけど、自分に丁度良い「最速」なので……。スペルは適当、フォントは藤島さんがお好きかも(?)と勝手に想像してオールドイングリッシュに。

次ページ:ピッカピカの純正サイレンサーに交換!