雑ネタ

『北斗の拳』ジャギのバイクと衣装をDIYで再現しちゃった人を発見! 両方とも「完コピ」を目指した理由とは?

『北斗の拳』の人気キャラ(!?)ジャギの衣装だけでなく、バイクまで再現!

世紀末な世界観と独特なセリフ回しが特徴的な漫画作品『北斗の拳』。1984年からアニメ化もされた『北斗の拳』は、199X年核戦争によりあらゆるものが荒廃した世界で、北斗神拳の使い手である主人公・ケンシロウの生き様を描いた作品です。

作中には数多くの個性的なザコキャラクターがいますが、中でも第1部『凶悪なるまなざし!の巻』から登場したジャギは人気(!?)のザコキャラクターのひとり。
肩にトゲがあるパンクな服装やいかついヘルメットなど、見た目のインパクトは絶大! さらに「俺の名を言ってみろ!」という名セリフや、拳法家なのになぜか銃を使用するなどツッコミ所のあるキャラクターでもあるからでしょう。

要は現実離れした魅力があるわけですが、さすがに現実世界ではジャギみたいな見た目をした人なんていないだろうなぁと思っていたら、ジャギみたいな人がリアルにいました! しかも、ジャギっぽいバイクに乗っている……。

その人とは、ジャギのコスプレをしている茨ジャギさん
アニメが放映された1984年当時からリアルタイムで『北斗の拳』にハマり、アニメで流れた代表曲をバイクにまたがりながらドラムで演奏するという特技まで持っているという筋金入りの『北斗の拳』ファン。

しかし、いくらファンだからといっても、衣装だけでなく、バイクまで「コスプレ」しちゃう人なんてそうそういません……というかすっごく大変だったのでは!?
というわけで、そんな茨ジャギさんにコスプレを始めたきっかけや、バイクをカスタムするときに苦労した部分など、お話を伺いました。


先に始めたのはジャギの衣装のほうから

茨ジャギさんのジャギ風なヘルメット。

──ジャギのコスプレを始めたきっかけはなんでしょうか?

個人的にプロテクターが入っている服や鋲(びょう)のあるゴツい服装が好きでそんな服装をしていたある時、友人から「ジャギに似ている」と言われたのがきっかけです。

──今も肩にトゲがあるジャケットや足と腕にプロテクターを装備していますが、これらはどうやって作ったのですか?

全部、自分で製作しました。使わなくなった革ジャンを使ったり、知人からもらったものを使ったりして、できるだけお金を掛けずに工夫しながら製作しています! 完成したときの達成感もあって、製作作業は楽しいです。

──Twitterを見ると、バイクもご自身でカスタムしているようですが……。

バイクも自分でパーツを作ってカスタムしています。
かなりの数のパーツを使うため自分で製作した方がコストを下げられる……という理由もありますが、既製品のカスタムパーツを使うと取り付け位置が難しかったり、なかなかイメージに合わない場合もあったりして。そういうときは一からカスタムパーツを作り直すことになるので、自分で作ってしまったほうがいいかな、と(笑)

茨ジャギさんのヘルメット。バイザーの留め具も最小限の費用で作ったとのこと。

ジャギ仕様バイクのベース車はホンダ VT1300CX

小道具にもこだわっており、原作のジャギも使っているソードオフ・ショットガンのモデルガンも用意している。

──ヘルメットやジャケットを目の前で見た時、まるで原作から飛び出てきたかのようなデザインでビックリしました!

ありがとうございます!
ただ、ヘルメットを原作通りに再現するのは大変でしたね……。ジャギ風のヘルメットにするため、何度もジャギの画像を見たり、海洋堂から販売されていた「メガソフビアドバンス ジャギヘルメット」を参考にしたりして、ようやく2週間くらい掛けて完成しました。

──むしろたった2週間で!? もともとDIYをするのが好きだったのでしょうか。

好きですね。
特に、日用品を使ってカスタムするのが好きで、バイクもホームセンターに売っている近い形状の商品を加工してカスタムしていますし。

──とはいえ、ジャギのコスプレ衣装は夏場は暑そうですし、重量もありそうですし、着るのも一苦労なのでは?

夏に着ると暑いですね。半面、冬は「若干寒い」程度なのでコスプレをする服の下にもう1着あればなんとかなります。
ジャケットを着るのは大変ですけど、今着ているものより前に作ったジャケットのほうが重かったんです。原因は肩についているトゲだったんですけど、ホームセンターなどで売っている盛り塩を作る八角錐の陶器を肩に着けていたのですが、ペットボトル飲料1本分ぐらいの重さがあったので、軽くて加工しやすい発泡スチロール製のトゲにしたんです。
素材を変えたら、だいぶ軽くなって動きやすい服になりましたね!

──ちなみに、バイクのカスタムにはどれくらいの費用がかかったのでしょうか。

費用はコストを抑えながら作ったので30〜40万円くらいで完成しました。
自分のバイクを見た人の中には「数百万かかったでしょ?」と言われたこともありましたが、できるだけお金をかけずに製作していたので、それくらいで済みましたね。

バイクに乗ってドラムを叩く特技も持っている!!

ジャギ仕様のホンダVT1300CXにまたがりながらドラムを叩く茨ジャギさん。

──バイクをカスタムする過程で一番大変だった部分はどこでしたか?

ステップ下のツールボックスですね。知人からもらったアルミ板を再利用したんですけど、ほとんどはディスクグラインダーで加工して、ネジ止め穴は電動ドリルで空けました。
アルミ板が厚すぎて切るのも一苦労なのに、それをバイクに取り付けるためある程度の強度が出るように加工してますから、あまりの大変さにやらなきゃよかったなと思いましたね(笑)。

ステップ下のツールボックス。中に入っているネジやボルトはカスタムするための部品でもあり、故障等があった場合に応急処置をするための部品でもある。

──ちなみに、バイクにまたがりながらドラムを叩く動画をTwitterで上げていましたが、そっちのほうはどういった経緯で始めてみようと思ったのですか?

昔、ドラムをやっていた経験があったので、その経験を元に自分が乗っているバイクとドラムを組み合わせて、さらにジャギのコスプレをしたら面白いのでは?という思いつきから始めてみました。

ただ、ジャギのコスプレをしたままドラムを叩くのは大変でして……汗もかくし動きづらいし。冬場ならできますが、夏場だと暑すぎて正直キツイですね(笑)。

──最後に、衣装・バイクともにジャギのコスプレをしてきたなかで得られた楽しさ、やりがいなどがありましたらお聞かせください。

『北斗の拳』が好きな人やドラムを趣味としてやっている人とも交流が深まり、次第にバイクというジャンルや自分のバイクにも興味を持ってくれてたので、興味を持ってくれて嬉しかったです。ジャギのコスプレをやっていてよかったなと思いました。

今はジャギのコスプレと「バイクドラム」だけですが、これから似たような仲間が増えたり、ほかのキャラクターを演じられる人や様々な楽器を奏でられる人などが、同じ趣味(北斗の拳やバイクなど)の元で楽しめることが目標であり、やりがいにも繋がっています。


──ちなみに身長165cm、体重49kgの筆者もジャケットとヘルメットを実際に着用させていただきました!

全然似合っていない……世紀末感はどこにいったのさ……。

レポート●モーサイ編集部・小泉 写真●JUNK茨ジャギさん/モーサイ編集部・小泉

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