雑ネタ

新車で10万円台のMT車!! 大阪モーターサイクルショーでデビューした謎バイク「YAMASAKI YM125」って何者!?

謎の激安原付二種「YAMASAKI YM125」国内デビュー

二輪、四輪を問わず「車両価格の高騰」が話題になる昨今。一方で「値札つけ間違えたんじゃない!?」と思うような激安モデルが存在するのも事実。

2023年3月17日〜19日まで開催中の大阪モーターサイクルショーでは、新車価格で19万9980円(税込)という価格設定のマニュアル原付二種モデル「YAMASAKI YM125」が国内デビューしました。

国内有名メーカーの新車を購入する場合、原付二種クラスで40万円台のモデルも珍しくなく、「庶民の足」というイメージもあるスーパーカブですら110ccで30万2500円ですから、「YAMASAKI YM125」の125ccマニュアル車で20万円切りというのは驚異的な価格設定と言わざるを得ません。

サスペンションがちょっと華奢……だがABSもしっかりついて足つきも抜群!!

「YAMASAKI YM125」は中国で製造・販売されているモデルで、日本では大阪府に本社を置く株式会社アライブプラスが輸入代理店として販売しています。

モーターサイクルショー会場には実車が展示されていたので、身長159cmのライダーがまたがってみると……。

なんと!! 両足がほぼベタつき。ここ数年の国内モデルは原付二種でもシート高が高く、身長159cmではつま先立ちになってしまうことも少なくないので、これはありがたいですね。

身長159cmでも両足がほぼベタつきに。シート高は770mmで、シート形状もフラットかつ細め。

サスペンションはかなり柔らかく、体重50㎏でもカコっカコっと少々カクつくような感触がありながらもガッツリと沈みました。

ブレーキ形式はリヤはドラムブレーキで、フロントにはディスクブレーキを採用。日本国内の販売レギュレーションに合わせて、前輪ABSを後付けしているのだそうです。

とにかく安価な「YAMASAKI YM125」ですが、リヤキャリアは標準装備。タンデムステップやタンデムベルトといったパッセンジャー用の装備も最初から装着されているため、二人乗りも可能。日常の足として便利に使えそうです。

エンジンは空冷単気筒OHV2バルブ。
フロントにはディスクブレーキを採用。ABSも装着されている。
タンデムステップをはじめとするパッセンジャー用の装備もついていて、二人乗りが可能。
リヤキャリヤが標準装備なのもうれしい。
スイッチボックス(左)。
スイッチボックス(右)。
メーター。スピードメーターとタコメーターを備え、いずれもアナログ式。イグニッションをオンにすると、デジタル式のフューエルメーターとシフトインジケーターが点灯する。

箱詰めになって届く!? 気になる乗り出し価格は?

「YAMASAKI YM125」はなぜこんなに安いのか……。その秘密のひとつが「納車形式」。なんと箱詰めになって届くのだといいます。

納車されたばかりの「YAMASAKI YM125」は10個ほどのパーツに分割されており、走行するためには組み立てる必要があります。

株式会社アライブプラスの販売担当者によれば「エンジンなどの複雑なメカ部分は組み立てが終わっている状態なので、組み立て式自転車のようなイメージで組めます。日常的にセルフメンテナンスを行っているようなライダーなら自分で組み立てることも十分に可能だと思いますよ」とのこと。

とは言っても自分で組み立てるのはちょっと不安……という場合には別料金になりますが、販売店に組み立てを頼むことも可能とのこと。組み立て料金は販売店と個別に相談して決める必要があります。

このような「箱詰め状態」で納車されます。

「乗り出し価格としてはいくらくらいになるイメージですか」と質問したところ、「自分で組み立てる場合には登録料などの諸費用込みで20万円台前半、組み立てを販売店に依頼する場合、ショップごとに工賃が異なるので一概には言えませんが、20万円台には収まるのではないでしょうか」とのことでした。

会場を歩きまわるうちにこのような思いもしなかったユニークなモデルに出会えるのも、モーターサイクルショーの魅力なのかもしれません。

同じエンジンを使ったトライク「APtrikes125」も販売中!!

ちなみに「YAMASAKI YM125」には同じエンジンを使った兄弟車でトライクの「APtrikes125」があります。こちらは47万5200円。

運転に必要な免許は普通自動車運転免許(いわゆるクルマの免許・AT限定可)で、推奨はしませんが、ヘルメットを着用しなくても運転できます。

「YAMASAKI YM125」の兄弟車でトライクの「APtrikes125」。

YAMASAKI YM125主要諸元

[エンジン・性能]
種類:空冷単気筒OHC2バルブ 総排気量:125cc 最高出力:7.2kW/8500rpm 変速機:5段
[寸法・重量]
全長:1880 全幅:790 全高:1050 ホイールベース:1320 シート高:770 最低地上高:170(各mm) 車両重量:98kg(乾燥重量) タイヤサイズ:F2.50-18/R2.75-18 燃料タンク容量:11L
[価格]
19万9980円(車両本体箱渡し価格)

レポート/写真●モーサイ編集部・中牟田歩実 車両写真●株式会社アライブプラス

  1. アパレルデザイナーが語る『CT125・ハンターカブ』。ワークブーツのようにタフでオシャレなバイク

  2. 【王道】今の時代は『スーパーカブ 110』こそがシリーズのスタンダードにしてオールマイティー!

  3. 40代/50代からの大型バイク『デビュー&リターン』の最適解。 趣味にも『足るを知る』大人におすすめしたいのは……

  4. Rebel 250(レブル250)で日本中を旅したい。バイク女子が語るツーリングの楽しさ

  5. “スーパーカブ”シリーズって何機種あるの? 乗り味も違ったりするの!?

  6. 160ccスクーターならではの魅力!PCX160だから楽しい、高速を使ったのんびりランチツーリング

  7. CL250とCL500はどっちがいい? CL500で800km走ってわかったこと【ホンダの道は1日にしてならず/Honda CL500 試乗インプレ・レビュー 前編】

  8. 新車と中古車、買うならどっち? バイクを『新車で買うこと』の知られざるメリットとは?

  9. ビッグネイキッドCB1300SFを20代ライダーが初体験

  10. ツーリングに使えるバックパック&シートバック!便利なアイテムでかっこよく簡単に荷物を持ち運ぼう!

  11. どっちが好き? 空冷シングル『GB350』と『GB350S』の走りはどう違う?

  12. GB350すごすぎっ!? 9000台以上も売れてるって!?

  13. “HAWK 11(ホーク 11)と『芦ノ湖スカイライン』を駆け抜ける

  14. ダックス125が『原付二種バイクのメリット』の塊! いちばん安い2500円のプランで試してみて欲しいこと【次はどれ乗る?レンタルバイク相性診断/Dax125(2022)】

おすすめ記事

スクーターに「SUVブーム」が到来!? ホンダとアプリリアが2022年モデルでオフ系スクーターを発表 アプリリア「RX125」、「SX125」に新色「ホワイトワンダー」追加! ますます存在感が高まった! サイン・ハウスがB+COMのニューモデル、ONEを発表

カテゴリー記事一覧

  1. GB350C ホンダ 足つき ライディングポジション