スタイリッシュなカウルをまとったスーパースポーツモデルを中心に、維持費のリーズナブルさや、だれでも気軽に乗れる車格も手伝って、エントリーユーザーからベテランライダーまで、幅広い層からに好まれている250ccクラス。
「そんなニーゴー(250cc)モデルを中心に、各社のバイクたちに意識があったら……」なんて“if”のお話。
今回は、暑い夏のツーリングに必須かもしれない? 心構えのお話です。
作:もるん(@MOLN2RNG)
◎前回のお話はコチラ
◎ほかの話を見る
真夏の悲劇を回避するには?
真夏日が続くとSNSなどで「サイドスタンドが道路にめり込んだっ!」といった嘆きの書き込みが多く見受けられる。アスファルトにサイドスタンドがめり込む現象は、ある意味バイク乗りの夏の風物詩とも言えるかもしれない。
そもそも道路の舗装に用いられているアスファルト舗装とは、砕石や砂などの骨材に石油から作られたアスファルトを混合したもの。アスファルトは高温になると液体に戻る性状を持っているため、熱せられた路面にサイドスタンドをかけると、柔らかくなったチョコレートのように変形して、その結果バイクが倒れてしまうのだ。
そんなときに重宝するのが、ホーネットくんが推奨しているかまぼこ板のような板状のもの。サイドスタンドにかかる重量が分散されるため、アスファルト舗装にサイドスタンドがめり込むことを防げるのだ。
夏のツーリングに出かけ、炎天下でバイクを止めなければいけなくなった場合、コレがあるとないとでは安心感がまるで違う。ぜひ夏ツーリングのお守りとして持っていくようにしよう。
次回更新は2021年8月13日(金)の正午を予定しております。
◎第33話:やってみよう! キックスタート
◎第34話:やっぱり気になっちゃう? 車両重量のお話
◎第35話:転ばぬ先の杖! ABSのお話
◎ニーゴーマン! 連載リスト