「バイクに興味はあるけど、自分で乗れる気もしないし……」と思っていたイラストレーターが、ひょんなことからバイクの免許を取得! 買いたいバイクは絞られてきたけど、バイク用の装備がない……。第31話は、バイク用のジャケットやシューズなどを見にバイク用品店へ行ったときのお話です。
バイク屋さんに行ってモンキー125の見積もりをしてもらい、いよいよバイク購入が現実的になってきました。
でも、私が持っている服のなかには、バイクに乗るのに適したものがありません。
なので、週末にバイク用品店へ行って、どんなものがあるのかちょっと見てきました。
以前、ちょろっと用品店に行ったときにも思ったのですが、男性用に比べると女性用のウエアはあまり種類がないみたいですね。
バイク乗りの女性の割合を考えたら仕方ないのかなあ。
2店舗ほど巡っていろいろなウエアを見て、店員さんにも話を聞いてみました。
私はちょっとダボっとした服が好みなのですが、バイク用だとオーバーサイズのものはあまりお勧めできないそうです。
バイクで走ると走行風が結構強く、ぴったり目のものでないとバタついて疲れてしまうのだとか。
なるほど、想像してみると確かにそうですね。
ジャケットなどをよく見てみると、腕やウエストにバタつき防止のベルトが付いているものもありました。
私は身長が152cmなので、女性用のSサイズがよさそうなのですが、今回行った用品店には在庫がなく……。
女性用のMサイズのなかでもタイト目のものがいいかも……、と思いました。
また、プロテクターも大切とのこと。バイクは転んだら即ケガにつながります。
確かにほとんどのウエアが、肘と肩に柔軟性のあるプロテクターが入っていて、なかには背中にもプロテクターが入っているものも。
さらに胸部用も別売りだったりと、バイク用のジャケット選びは非常に難しいです。むむむ。
なんにせよ、普通の服でバイクに乗るのはよくないということがよく分かりました。
今からバイクを買っても納車は春になりそうなので、春夏ものが並びだしたら購入しますっ!
ジャケットに続いて、ブーツ&シューズもチェックしました。
レザーのブーツだけでなくスニーカーみたいなものまでいろいろな種類があるんですね!
なかには普通の靴と少し違って、靴ひもをギュッと縛るのではなく、ダイヤルを回してフィット感を調節する仕組みになっているものもありました。
例えばグローブをしたままでも締めたり緩めたりしやすい、つまりバイク乗りにとっても脱ぎ履きが楽チン!
さらに靴ひもがほどけてダラ〜ンとしないから安心安全!ってことだそうです。
あとは、ソールが厚底になっているブーツもあって、足着きに不安のある私にはこれはありかも!
バイク用のジャケットは革ジャンのようにかっこよく決めるものから、マウンテンパーカーのようなラフなものまでさまざまでした。
革ジャンもかっこいい!という気持ちがある一方、自分の服の好み的にはマウンテンパーカーのようなラフなものがいいかな〜と、並んでいるウエアを見ていて改めて思いました。
でも……、いつかバイクを乗りこなせるようになったら革ジャンも着てみたいものです。
マンガと文:イシクラユカ
【連載マンガ】20代女子イラストレーターがバイク乗りになるまでのお話
大学卒業後、アシスタントとして働きながら、自身もフリーのイラストレーターとして活動。現在、技術評論社で「イラストでわかる! Blenderの基礎知識〜モデリング編〜」を連載中。普通自動車免許は取得済み。アシスタント先の先生がバイク乗りで、タンデムさせてもらったことをきっかけに「バイク乗りになりたい!」と夢見るようになった。身長152cmと小柄なためか、教習所ではちょっと苦戦したものの、無事二輪の免許を取得!
Twitterはこちら:https://twitter.com/ishikurage_0509