<連載マンガ>バイク女子になるまでの話

第7話 目の錯覚ってすごい【連載マンガ】20代女子イラストレーターがバイク乗りになるまでのお話

8の字と難関ともいわれる一本橋に挑戦するお話です。

前回までは、半クラッチの位置がどのあたりか感覚を掴む練習をしたり、外周を周ってみたり、まずはバイクの操作や運転に慣れることを重視してきました。

今回は8の字や一本橋などをやってみるということで、気持ち的には「初めての本格的な運転!」と意気込みも十分。

クルマの免許を取るときにもよく言われていたのですが、目線をどこを向けるかってすごく大事なんですね。8 の字では、目線はすぐ近くではなく、曲がりたい方向のちょっと先を見るように、一本橋では目線を下にするのではなく前に向けるよう教わりました。

……8の字はそこまで苦戦することなくできたのですが、一本橋はとにかく怖かったです。「橋」っていうから、ほんとに橋くらいの太さがあるところを渡るのかと思ったら! なにあの細さ!! 最初に段差を乗り越えなきゃいけないのも怖い!! 途中で落ちたらと思うとさらに怖い!!

……といった感じで、1回目の一本橋では、橋に乗ることすらできずに恐怖心で止まってしまいました。

そのあとも何回か挑戦して、落ちることなく一本橋を渡り切れるようにはなりました。といっても、クラッチの操作は何もせず、1速でひたすら落ちないことに意識しながら渡っていただけなのですが……。それでも私の中では「途中で落ちずに渡りきる」という経験はちょっとだけ、自信につながりました。

いずれ400ccでできるようにならなきゃいけないわけですが、それでも今回、「一回も一本橋を渡り切れなかった!」という事態は避けられてよかったです。

次回の教習も頑張っていきます!!

マンガと文:イシクラユカ

8の字も一本橋も目線が大切ですね!
イシクラユカ
イシクラユカ

大学卒業後、アシスタントとして働きながら、自身もフリーのイラストレーターとして活動。アシスタント先の先生がバイク乗りで、タンデムさせてもらったことをきっかけに「バイク乗りになりたい!」と夢見るようになった。

  1. CBR250RRに乗る女子高生ライダーが『CBR400R』に乗った感想「最高です。欲しくなりました」

  2. ベテランライダーが『CBR650R E-Clutch』に乗って感じた楽しさ

  3. 寒い時期はバイクに乗らない人へ!愛車を冬眠させるなら「4つの〇〇+α」をやっておけばずっと長持ち!

  4. 還暦からセカンドライフをスタートさせた『Rebel (レブル)1100 <DCT>』のオーナー

  5. 技術者たちが語る「Honda E-Clutch」。新しい技術に秘められた苦労と想いとは?

  6. CL500はストリートが楽しいバイク。ビギナーからベテランまでを満足させる万能マシンだ!

  7. 原付だから多くの人に愛された。『スーパーカブ50』の歴史を辿ってみる。

  8. CL250はセカンドバイクじゃない。この250ccは『メインの1台』になり得るバイクだ!

  9. Rebel 1100〈DCT〉は旧車を乗り継いできたベテランをも満足させてしまうバイクだった

  10. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー

  11. CL250とCL500はどっちがいい? CL500で800km走ってわかったこと【ホンダの道は1日にしてならず/Honda CL500 試乗インプレ・レビュー 前編】

  12. 【王道】今の時代は『スーパーカブ 110』こそがシリーズのスタンダードにしてオールマイティー!

  13. 新車と中古車、買うならどっち? バイクを『新車で買うこと』の知られざるメリットとは?

  14. ビッグネイキッドCB1300SFを20代ライダーが初体験

  15. どっちが好き? 空冷シングル『GB350』と『GB350S』の走りはどう違う?

  16. “スーパーカブ”シリーズって何機種あるの? 乗り味も違ったりするの!?

  17. 40代/50代からの大型バイク『デビュー&リターン』の最適解。 趣味にも『足るを知る』大人におすすめしたいのは……

  18. ダックス125が『原付二種バイクのメリット』の塊! いちばん安い2500円のプランで試してみて欲しいこと【次はどれ乗る?レンタルバイク相性診断/Dax125(2022)】

  19. GB350すごすぎっ!? 9000台以上も売れてるって!?

  20. “HAWK 11(ホーク 11)と『芦ノ湖スカイライン』を駆け抜ける

おすすめ記事

新色“マットグリーン”を採用 ヤマハの125ccスクーター、アクシスZの2021年モデルが登場 【NEW MODEL】KAWASAKI Z125 PRO Z1000(J)とはどんなマシンか? ’70〜80年代Zシリーズとの比較で魅力を探る(GPz編)

カテゴリー記事一覧

  1. GB350C ホンダ 足つき ライディングポジション