目次
男性の趣味という印象のある「バイク」。しかし、男性顔負け、アグレッシブに楽しんでいる女性も多いんですよ!! この記事では、バイクイベントで見かけた様々な年齢の女子ライダーに、バイクの魅力を聞きました。
まゆみさん×レブル500「お母さん、自分らしくなったねと娘に言われました」
「気がついたら大型免許までとっちゃった」
二輪免許を取得して3年だというまゆみさん。最初にとった二輪免許は通勤の足としての小型(125cc未満)限定免許でしたが、ご本人曰く「知らないうちに」自然と大型二輪免許までステップアップしていたといいます。
愛車はレブル500で、曲がったり、止まったり、発進したり……といった「操作する」ことが楽しく、高速道路よりも下道が好きなんだとか。下道だけを使ったツーリングでも、1日に600km以上走ることもあるそうです。
最近ハマっているツーリングルートは、山梨県のパワースポットと名高い軍荼利(ぐんだり)神社を目的地として、「どんなに日照りが続いても、御神木の桂の周りの清水は絶えなかった」という伝承のある水を汲んで帰ってくること。
「若返りたいならバイクに乗れーーーーッ!!」
バイクの魅力については「生きているのが嬉しくなること」だと考えているそうで「バイクに乗っていると本当にフットワークも軽くなるし若返るの。もう年だわ……なんて言っている友達には全員バイクに乗りなよ!!って勧めてるんだ。25歳の娘がいるんだけど、彼女にもぜひバイクに乗ってほしくて……私よりも娘のほうが身長も高いし、絶対バイクに乗ったら似合うのよ!! でも旦那が娘がバイクに乗ることを反対しているのよね〜。残念!!」とどこまでもパワフルに語ってくれました。
そんなまゆみさんにとってバイクは「第二の人生」の象徴と言います。
「母親業はもう卒業!! これからはひとりの趣味人として楽しみたいの。ヘルメットに貼ったキスマークのステッカーも気に入っているんだよね。ファンキーに生きるわ」と豪快に笑う様子は最高にカッコ良かったです。
今後のバイクライフの抱負は、ドゥカティのパニガーレV4やヤマハのVMAX、スズキ ハヤブサなど憧れへのステップアップ。今より重量のあるバイクにもチャレンジするために筋トレ中なんだとか。
まいさん×レブル250「レブルに一目惚れでした」
「慣らし運転完了!! これからもっと楽しみます」
2021年11月に普通自動二輪免許を取得し、2022年6月に初めてのバイクとしてレブル250を納車されたというまいさん。取材時点で納車から2ヶ月しか経っていないレブル250はまだピカピカでしたが、すでに1200kmを走り、ならし運転を終えているのだとか。
バイクの免許をとったきっかけは「幼馴染に一緒に乗ろうと誘われたこと」で、友達と行くツーリングがバイクライフの中で何よりの楽しみになっているのだそうです。バイクの魅力を尋ねると「生きがい」と即答。カッコイイですね!!
「レブルが大好き♡ハンドルがちょっと遠いのはカスタムで解決しました」
レブルを選んだ理由は「デザインに一目惚れしたから」だということで、今後乗ってみたいバイクについて聞くと「いつか大きいレブルにも乗ってみたいと思います。500もいいけど、せっかくなら1100かな」と一筋を誓うレブル愛を見せてくれました。そんな大好きなレブルですが「ちょびっとだけ不満があるとすればタンクが長いからハンドルが遠いところ」だそうで、ハンドルを近づけるカスタムをしているのだとか。
「意外とツーリングの有名所に行ったことがないんですよね」というまいさんが次に目指すのは奥多摩周遊道路とのこと。友達とのんびり走れたらいいなぁと思っているそうです。
azuさん×レブル250「自然を感じるならバイクが一番♬」
「ハロゲンライトが好きであえて旧モデルのレブルを選びました」
岐阜県に住む24歳のazuさん。
「レブルに乗りたい」と決めてから普通自動二輪免許をとりに行ったそうで、教習所に通いながらも「これだ!!」と思うレブルを探していたのだとか。
その結果、出会った愛車はazuさんが二輪免許を取得した2020年当時、すでに旧モデルとなっていたレブル250(2019年モデル)でした。
「このハロゲンライトが良かったんです!! 私が二輪免許をとった2020年にはちょうどレブル250のモデルチェンジがあって、ハロゲンライトからLEDライトに変わったのですが、個人的にはハロゲンライトの方が雰囲気があって好きだったので、最新モデルに心惹かれるところがありながらも、あえて前のモデルを選びました」と話してくれました。
「お休みの日しか走りませんが、納車から1年足らずで走行距離は4000kmを突破しました!!」
ノープランでツーリングに行き、走りながら次の目的地を決めることも多いというazuさんの思うバイクの魅力は「自然を身近に感じられるところ」と「非日常感を味わえるところ」だそう。普段のツーリングでも、渓谷やダムなど、自然の豊かなところへ行くのが好きだということで、近々キャンプツーリングデビューも考えているそうです。
ちなみに取材をしたのは山梨県で開催されたイベントだったのですが、岐阜県から参加したazuさんは、なんとイベント当日の夜の内にまた岐阜県まで帰るとのこと。片道約350km……!! お疲れさまです。
りかさん×848evoコルセSE「大型バイク修行中です」
「趣味があると平日のお仕事も乗り切れます(笑)」
27歳のりかさん。「コロナ禍がきっかけで2021年に普通自動二輪免許を取りました。密を避けて楽しめる趣味だと思ったので!!」といい、そのままの勢いで2021年内に大型二輪免許を取得したそうです。そんなりかさんの愛車は2021年12月に納車されたドゥカティ 848evoコルセSEですが、本人曰く「大型はまだ修行中なんです。まだ乗りこなせないところがまた魅力的なんですが……」ということで、ロングツーリングなどにはもう1台持っているカワサキ ニンジャ250に乗っていくんだとか。
バイクの魅力は「ストレス発散になること」だと考えているそうで「これまでこれといった趣味がなかったので、外に出るきっかけになりました!!休みの日が楽しみになったんです。休日にバイクに乗るために仕事するみたいな(笑)」と話してくれました。
レポート/写真●モーサイ編集部・中牟田歩実