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海辺を走るときに楽しみたい音楽
思いつくまま、どこへでも走っていけるバイクですが、梅雨があけた頃の海辺は格別なもの。そこで、今回のモーサイJukeboxは「海辺を走るバイク」をイメージしての選曲。しかも、訳ありなソロツーで、例えば仕事でヘマをしでかした翌日とか、恋人とケンカしてとっさに飛び出してきた、なんていうシチュエーションにピッタリなシーサイドミュージック。なお、各曲ともスポティファイへのリンク、そして「モーサイJukebox」としてプレイリストもアップしていますので、ぜひご活用ください!
1.The Sound Of Sunshine/Michael Franti & Spearhead
ギター演奏が開放感や自由な空気を感じさせてくれるマイケル・フランティ。ボブ・マーレ―やマーヴィン・ゲイといったアーティストの影響を受けているとのことで、レゲエ、ヒップホップなどブラック系をほどよくミックスしたテイストに定評あり。タイトルどおり、太陽の下をテンポよく走っていくシーンが目に浮かびます。
2.As It Was/Harry Styles
言わずと知れたアイドルグループ「ワン・ダイレクション」から、今やマーベル映画にも出演するトップアクターとなったハリー・スタイルズのソロプロジェクト。どことなく80年代を感じさせるリズムライン、ハリーのクール過ぎないボーカルがバイカーの背中をグッと押してくれるような一曲です。
3.RGB/YOASOBI
キャッチ―で疾走感あるアーティストといえば、いまならYOASOBIは外せません。こちらは「三原色」の英語バージョンですが、走ってる感といいエモい雰囲気といい、海辺のバイカーにもってこい!でしょう。他にもYOASOBIの英語バージョンは何曲かあるので、ぜひチェックしてみてください。
4.サン・トワ・マ・ミー/RCサクセション
お馴染み忌野清志郎さん率いるRCサクセションが名曲をアレンジ。オリジンの世界を壊すことなく、RCのテイストに仕上がっているところはさすがです。思わずヘルメットの中で「サン・トワ・マ・ミー!」とシャウトしたくなりますよね。原曲は海辺のシーンが出てくるので、こちらもロックな海ということでお楽しみください!
5.夏のお嬢さん/怒髪天
これまた大人の男が大好きな「怒髪天」が、榊原郁恵さんのヒットチューンを泥臭くカバー。たしかなテクニックがあるバンドは、なにを演奏しても自分たちの世界を作ってくれるという好例でしょう。昭和40年代なら一緒に歌えること必至。ぜひ走りながら声を張り上げてみてはいかがでしょう。
6.I Love It(feat.Charil XCX)/アイコナ・ポップ&チャーリーXCX
クラブでかかると意識高い系女子ですらも「I don’t care!」とシャウトせずにはいられない名曲中の名曲。それを人気リミキサーのXCXがフルサウンドで再解釈しているので、シートの上で横ノリしくなるようなサウンドに。ビートに合わせてシャウトすれば、不思議とストレスも消え去ることでしょう。
7.IDOLA/カルメラ
国内でジャズといえば、どういうわけか関西方面にイカしたアーティストが多い気がしてなりません。カルメラも大阪で結成された8人組「エンタメジャズバンド」とはいえ、音づくりは丁寧で、かつジャジーな疾走感や人間味にあふれるもの。リッチでハイスピードな音数も海風を感じる走りにぴたりとフィットしています。
8.Reaching for the Stars/FPM
FPM(Fantastic Plastic Machine)もまたあらゆるミュージックシーンで活躍しているアーティスト。音のクオリティへのこだわりは国内でも指折りの存在で、なにを聴いても安心して身を任せられます。ベースにサンバのリズムが潜むこの曲も海はもちろん、街への帰路にも似合いそう。
9.Viva La Vida/Cold Play
イントロだけで鳥肌がたっちゃう曲っていろいろありますが、こちらもそんな曲の筆頭に違いありません。コールドプレイ全盛期の大ヒット曲で、ドラマ「新ビバリーヒルズ青春白書」のエンディングテーマとしても使われたのでご記憶の方も多いかと。ともあれ、この曲は海と言わず、なにかを忘れるように突っ走りたいときは超オススメです!
10.BLUE LAGOON2003 HOT SUMMER BREEZE/高中正義、FUDGE
夏のギタリストといえば高中正義さんこそトッププレイヤーにほかなりませんが、彼の名曲「BLUE LAGOON」にボーカルをのせた一曲がこちら。原曲のシーサイド感をさらにブーストしてくれるアレンジで、男女のボーカルは潮風になじむかのような響き。きっとシーサイドの走りを思い出深いものにしてくれることでしょう。
今回のセレクトを「モーサイJukebox Ep.3」としてプレイリストにしてあります。下記リンクからぜひチェケラ!
レポート●石橋 寛 写真●モーサイ編集部