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タンデムライドで楽しみたいミュージック
音楽はひとりで聴くのもいいですが、ふたりで同じ曲を聴くのもまた楽しいもの。それがタンデムライドだったりしたら、ふたりの距離もグッと縮まるかもしれません。
そこで、今回の「モーサイJukebox」は、タンデムライドを想定した曲をセレクト。もちろん、ツーリングだけでなくふたりで過ごす時間なら気分よく耳を潤してくれるはず。なお、各曲ともスポティファイへのリンク、そして「モーサイJukebox」としてプレイリストもアップしていますので、ぜひご活用ください!
1. Supercherie/M
フランスのちょっとクセが強いポップアーティスト「M」のヒットチューンですが、耳に残るフレーズや、テンポのいい展開がバイクに似合うかと。走り始めるタイミングや、郊外の快走ゾーンに入ったときに聴けたら、思わずハミングまじりでスロットルも開けられそうです。
2. Brazilian Love Affair/George Duke
フュージョン・ファンにはおなじみのG.デュークの定番サウンド。抜けるような青空に、爽やかなファルセットのマッチングは老若男女問わず「胸がすく」気分に!
1980年のリリースですが、古さを感じさせない曲というのはバイクでも、リビングでもハマってくれそうです。
3. 37th Avenue (feat.Stee-b) /House Rulez,Stee-b
こちらはラッパーがフィーチャーされたハウスミュージック。ピアノと女性ボーカルがさまざまなサウンドをリードしつつ、キレのいいラップでスタッガードが効いて、音楽好きでなくてもタテノリ必至でしょう。
4.So fly-J.Period Remix/Nate Dogg
37th Avenueがタテノリなら、こちらはヨコノリのカジュアルなラップ。ありがちな重低音オンパレードでなく、Nate Doggの柔らかなボーカルに合わせたフルートのリフレインが印象的。ゆるいテンポもまったりツーリングにマッチしてくれるはず。
5.夕陽/PUSHIM
タンデマーが緊張しないようなペースで走るなら、リズムはやっぱりレゲエがハマりますよね。レゲエ・クイーンと呼ばれるPUSHIMの曲はどれもいい感じで、大好き!という女子も少なくありません。曲からイメージできる情景や、歌詞のメッセージがきっとふたりを幸せな気分にしてくれることでしょう。
6.Wake me up before you GO-GO/WHAM
近頃、いろいろなシーンで取り上げられている80年代ポップですが、不思議とバイクにもシックリくるようです。とりわけ初期のWHAMは独特のリズムや、レトロチックなサウンド構成で、時代を超えた魅力がありますね。親子二世代でのタンデムツーリングなんていう場面でもいいかもしれません。
7.Tijuana Taxi/Herb Alpert & The Tijuana Brass
こちらは60年代の底抜けに明るいブラス・ジャズ。オールドファンにはおなじみのハーブ・アルパートがバンドメンバーとファンキーな音作りをしています。コミカルなメロディーは渋滞中でも気分をなごませてくれること請け合いです。
8.A Whole New World/Peabo Bryson & Regina Bell
ディズニーアニメ「アラジン」のテーマソングとなった不朽の名デュエット。バイクを魔法の絨毯になぞらえるのはベタかもしれませんが、「新たな世界」を見せてくれるという共通点もお忘れなく!日本語版もありますので、お気に入りのバージョンを見つけてくださいね。
9.Feel It Still/Portugal.The man
シンプルにノリを良くしてくれる曲は、バイクに乗っているふたりの距離を縮めるだけでなく、ツーリングそのもののテンションをアゲてくれること間違いなし。ちょいフルな曲ですが、ベースの効いたテンポと盛り上がる展開がオススメなポイントです。
10.Low/Flo Rida (feat.T-Pain)
タンデムライド向け、ラストの曲はメロウなものよりも、やっぱりふたりの、そしてバイクのノリをアゲてくれるものをセレクト。タテでもヨコでも、ふたりして体をゆらせばツーリングの思い出は一生の宝物となるでしょう。思い出にかぶせてくるのがダスティなラップというのもバイク乗りっぽいかと。
今回のセレクトを「モーサイJukebox Ep.2」としてプレイリストにしてあります。下記リンクからぜひチェケラ!
レポート●石橋 寛