目次
柔軟性が高く使用場面や好みに応じて「カスタムする楽しみ」も
ツ―リングはもとより、日常生活でも欠かせないスマホ。
その機能と拡張性を一段と高められるのが「クアッドロック」だ。例えば直径22 mmのハンドルバーに装着するならば「ハンドルバーマウントV2」と、各メーカーのスマホに対応する専用ケースをそろえると運用可能。
フォークステムやバックミラーのステーに装着するマウントもあり、バイクを複数台所有する人にもうってつけ。ほかにも腕にスマホを装着するためのバンドタイプや、クルマ用の吸盤付きマウントなどもあり実に多彩。日常生活全般で活用できる。
専用ケースは全て耐衝撃性に優れたポリカーボネート製で、携行や操作にも違和感を与えないタイトな作り。別売りの「ポンチョ」と呼ばれるTPU製の透明なカバーを併用すると、落下時の衝撃に加えて雨やホコリからも保護できる。
また、雨天時における一番の不安要素となる充電も、「ワイヤレスチャージャー」を用いることで解消可能。ワイヤレス充電に対応するスマホであれば、コネクター部からの浸水を心配することなく充電できるようになる。
振動によるスマホのカメラの故障についても、専用の衝撃吸収ダンパーをリリースするなど、先進のシステムをいち早く製品に導入する点も特徴のひとつ。季節や天候を気にせず出かける行動派にもお薦めだ。
多様な取り付け方法を実現
適切なパーツを選択することで多様な取り付け方法に対応できる。例えば「フォークステムマウント」はセパレートハンドル車用で、装着にはフォークステムのチューブ内に45mm以上の深さが必要。チューブ入り口がリップ型になっているものには装着不可。「ミラーマウント」はスクーターやスーパーカブなど、ハンドルバーがカバーで覆われている車両に最適だ。
機種ごとに用意された専用ケースはスリムながら堅牢
大切なスマホをポリカーボネイト製コアとTPU製シェルで保護。 iPhone、GALAXY、GOOGLE PIXELをはじめとする各機種の専用設計品で出っ張りなども最低限に抑えられ、電子マネーなどもそのまま利用可能。レインポンチョ雨天用カバーとの併用で画面も保護できる。
オプション品の充実度も嬉しい
振動の最大90%を吸収してスマホを保護「衝撃吸収ダンパー モーターサイクル用」
クアッドロックユーザー500人以上による、18か月にわたる走行テストでも1台も問題が発生しなかったという自信作。マウント(アーム)部とヘッダー部の間にこれを装着することで、スマホのカメラが故障する原因となる、バイクが発する高周波振動を最大90%以上低減。スマホの脱着は従来どおりの手順で行える。
価格●3300円
煩わしい充電コードはもう不要!!「IP66防水防塵 ワイヤレス充電ヘッド モーターサイクル用 V3」
マウントをこのパーツに変えるだけでワイヤレス充電が可能となり、スマホのコネクター部分から浸水する不安も解消。上の衝撃緩和ダンパーとも併用できる。電源は車体側にUSB-Aポート(5/2A推奨)があれば付属のUSB-A to USB-C1.5mコードで引き出せる。充電状況などを知らせるLED付き。
価格●1万780円
アルミ削り出しの上位モデルも選べる!!
素材を従来のガラス繊維入りナイロンから、耐久性に富んだ黒アルマイト加工削り出しのアルミに変更した上位モデル「ハンドルバーマウント PROモーターサイクル用」もラインアップ。レバーの色もブランドカラーの青から黒に変更、車体とのコーディネートが楽しめる。フォークステムに装着するタイプもラインアップしている。
価格●1万10円 適合ハンドル径●直径22、25、28、32、35mm
まとめ●モーサイ編集部 写真●長谷川拓司/ユーロギア