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屋外にバイクを止める場合、ぜひ使いたいのがバイクカバー。でもどんなタイプを選べばいいのか……。ヤマハ純正アクセサリーを開発するワイズギアには、多くのライダーにお薦めできるバイクカバーがある。その「ちょうどいい」魅力を紹介しよう。
機能と使い勝手、コスパがちょうどいい
ベーシックなバイクカバーは薄手のため掛け外しがしやすいが保護性能はやや劣る。高級タイプは保護性に優れるものの価格が高く掛け外しも少々面倒。価格と機能・性能や使い勝手の面でバランスがいいのは、ミドルクラスのカバーだ。
そんな機能と使い勝手を両立し、さらに手頃な価格も実現したのがヤマハの「バイクカバーFタイプ」。撥水加工された生地がバイクを雨風からしっかり保護。前後2か所のロック用大型スリットや防炎加工により盗難やイタズラ対策も万全だ。一部機種用を除きハンドルを左に切った状態でフィットする左右非対称形状は、日本製の生地を使い日本で縫製した〝日本の技術〟のなせる技となっている。バタつきを抑えるアジャストコードも当然採用。強風でコードの緩みを防ぐコードストッパーを強化した点も見逃せない。
筆者も愛車トリッカーに使用しており、屋根のない駐車場で5年間使い続けたがトラブルはゼロ。そんな実体験からも、安心して愛車を任せられると断言できる。サイズは小・中型スクーターからバックレストやサイドバッグを装着した大型アメリカンバイク用までと幅広く、2022年11月には適合車種がさらに増える予定。なお、最新の適合車種はワイズギアのウェブサイトで確認可能だ。
考え抜かれた細部の工夫
バイクカバーには必ずロックを併用しよう!
バイクカバーと併用したいのがワイヤーロックやチェーンロックなど。YL-02スチールリンクロックは、ワイヤーよりも強靱だがしなやかなφ22㎜の太いスチールリンクを採用。自宅駐車場と外出先の両方で使うことができるので便利だ。
レポート●片倉義明 写真●北村誠一郎/岡 拓