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2つのフォルムを新採用
極小サイズながらも欧州規格のEマーク取得済みで車検にも対応するキジマの「ナノウインカーシリーズ」に新型が登場した。現在も販売中の初代モデルは本体がカマボコ型だが、新たに加わったタイプ2/タイプ3はそれぞれトライアングル/ブレット(弾丸)形状となっている。ウインカーをコンパクト化する際に形にもこだわりたいというカスタム好きのニーズに真摯に応えたと言えよう。


実際にスズキ GSX-S125で純正のハロゲン電球のウインカーからLEDのナノウインカータイプ2 シングルに交換してみると、その小ささもさることながら、発光時の明るさに驚かされる。「小さいウインカーに換えると周りから確認されにくくなってしまうのでは?」という懸念も、この力強い光を見れば解消されるだろう。ウインカーがどうにも目立ちすぎて車両全体のデザインから浮いてしまっていると感じたときには、このナノウインカーならば安全性を損ねず不満を解決できると感じた。




なお、ナノウインカータイプ2/タイプ3にも初代モデルと同じく、ウインカー機能のみの「シングル」と、ウインカー機能に加えて尾灯&ブレーキランプの機能も備えた「コンビ」の2種類が用意されている。最近の外国車では純正でテールランプ機能が組み込まれたウインカーを採用しているバイクもあるが「コンビ」ならばそういった車両にも装着可能なのである。



キジマ ナノウインカータイプ2/タイプ3 製品詳細
価格:1万3200円(シングル)、1万7600円(コンビ)
パッケージ内容:本体×2、プラワッシャー×2、プラ六角ナット×2、ヒートシュリンクチューブ×4
本体サイズ:H11×W13×D14.9/H10×W13×D14.2(各mm)
本体材質:アルミダイキャスト
消費電力:12V1.35W(シングル)、12V0.5W+1.9W&2.1W(コンビ)
レポート●林 康平 写真●モーターサイクリスト編集部/キジマ