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畳むと500mlペットボトル並、広げると2.4m×2.4m
楽しいソロキャンプ、テントはもちろん、調理器具から薪割り道具まで、持っていきたいものはいっぱいだ。でも、積載スペースに限りがあるバイクの場合、重量と容積の都合で荷物は厳選しないとならない。そんなライダーが涙とともに生み出した僅かなスペースに、納めるのにいいのが「ポケットタープ」。
見てのとおり、全長20cm、重量550gとコンパクト。これで広げると2.4m×2.4mになる。しかも後述するように多彩な張り方を可能とする。頭の上に四角く天井を作るだけではない……ただものではないタープなのだ。
ハトメとループが要所にいっぱい!
設営のための固定部分が多いのも特徴。まず四隅と上下の8か所にハトメ(アイレット)とループ(グロメット)、補助として8か所にループ、天井部分2か所にループ、という設定だ。これにより、以下の写真のような各種の張り方を実現させている。自分のアウトドア活動のスタイルに合わせての展開が可能なのだ。写真にはないがもちろん、バイク上部に広げて夜露と日差しから守ることもできる。
リサイクルナイロンの使用で環境に配慮
「ポケットタープ」の生地はリサイクルナイロン100%のタフタ織り。
自然に囲まれたキャンプを未来に向けて長く楽しむため、製造時からすでに環境への配慮がなされている点も特徴だ。
だからといって機能面が損なわれているわけではない。密度ある織りの生地は耐水圧は3000mmと、中くらいの雨なら凌げる性能を持っている。またこの生地には表面に撥水加工が施されているので、パッと露を払っての収納などがやりやすい。そもそも濡れてしまったとしても、生地は薄い化学繊維なのですぐに乾く。気持ちよく朝の旅支度ができるのだ。収納性ばかりか機能性も非常に高い。
アウトドアブランドonegearの製品には、鉄板にもお皿にもなる軽量調理器具「pandishシリーズ」や、炎にも耐えられるコットン100%テントの「GUNMAKU cotton100」があるので、興味のある方はチェックを。
自在ロープとペグも、軽量級を選びたい!
「ポケットタープ」の550gは確かに軽く、長さ20cmはかさばらず、バイクへの積載に都合がいい。だがどのような形で使うにせよ、張るためにはテント用ロープ、ポール、ペグが必用となる。これらも軽量のタイプを選ばなければ、せっかくタープが軽量であることもムダになってしまう。
絶対に必要なのはロープ。自在ロープやパラコードと呼ばれるものだ。張り方によって使う本数は変わるが、いずれにしても2mmくらいの径が細く軽いタイプを選びたい。自在金具(張力を調整&固定する金具)なしでも張れるよう、金具なしで同じ役目をするトートラインヒッチなどの結び方も事前に覚えておこう。
ペグは打ち込む地面との相性があるし、強度も求められるので、本質的には行き先と相談。アルミ、カーボン、チタンと軽量素材も多く設定されている。耐久性を出すための形状もさまざまだ。
トータルで軽量/小型さを生かし、余裕のパッケージング、軽快なツーリング走行、簡便なタープ設営で、夏のキャンプ旅を楽しもう!
■購入について
クラウドファンディング「Makuake」で先行販売
https://www.makuake.com/project/onegear/
■実行者
onegear
■一般販売予定価格
1万9800円(7月29日時点で、各種のMakuake限定先行割引き価格設定あり)
■スケジュール
2022年7月4日Makuake開始
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2022年9月1日数量集計
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2022年9月2日~9月30日生産開始
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2022年10月1日~順次発送予定
※7月29日時点で、応援購入総額は68万4600円(目標金額は10万円)となり、684%。
■「ポケットタープ」仕様
サイズ:2.4m×2.4m
スタッキングサイズ:W120mm×H200mm×D50mm
重量:550g
材質:リサイクルナイロン100%
カラー:ディープネイビー
原産国:日本
製造国:日本
他付属品:収納袋 (W120mm×H200mm×D50mm)
レポート●モーサイ編集部 写真●クラリ