樹脂外装のホルスターバッグ&ヒップバッグ
ヒップバッグやホルスターバッグはバックパックと違い大きな荷物は入らない。にもかかわらず多くのライディングギアメーカーからこうしたバッグがリリースされているのは、ライダーにとって使い勝手がいいという証拠だろう。サイズ的には財布やスマホなどを入れるのにピッタリなのでふだん使いはもちろん、日帰りツーリングなど最小限の荷物だけ持ってサッと出かけたいときにも重宝する。
そんな小型バッグの中でも独特の個性を放っているのが、南海部品のライダーズハイシリーズだ。特徴的なリブを設けたポリウレタン樹脂製のセミハードタイプで、ラインアップには容量が2Lのホルスターバッグと4.5Lのヒップバッグが用意される。
ホルスターバッグは財布、スマホとハンドタオル、ヒップバッグはそれに加えてコンパクトカメラなども余裕で収納できる。盗難を防ぐために休憩時にはアクションカメラやインカムを持ち歩くという人もいるだろうが、衝撃吸収性を備えるライダーズハイシリーズのバッグならそうした精密機器もしっかりと保護してくれる。
両モデルとも見た目とは裏腹に非常に軽量なうえ、ライダーの体に接する面にはクッション性のある素材を採用して装着感をアップ。また、ファスナーを全開にしても荷物が落ちないよう開口部が途中でストップする構造を採用するなど、使いやすさも十分に考慮されている。これならファッションアイテムとして、このハードルックなバッグを選ぶのもアリだろう。

BA-511 ライダーズハイホルスターバッグ
価格:9790円
カラー:ブラック
容量:2L
サイズ:H24.5×W10×D7cm


BA-512 ライダーズハイヒップバッグ
価格:1万450円
カラー:ブラック
容量:4.5L
サイズ:H20.5×W25×D10cm


ソフトタイプの「ライディングモード」シリーズもラインアップ

BA-510 ライディングモードヒップバッグ
価格:1万780円
カラー:レッド、ブラック
容量:7L
サイズ:H21×W34×D11cm

BA-509 ライディングモードホルスターバッグ
価格:7590円
カラー:レッド、ブラック
容量:2L
サイズ:H25×W18×D8cm
南海部品のホルスターバッグとヒップバッグには、一般的なソフトタイプの「ライディングモード」シリーズもラインアップ。いずれも本体の内外に多数のポケットを設け、上面にはグローブなどを挟めるバンジーコードも装備。使い勝手に優れるライディングモードシリーズと、保護性の高いライダーズハイシリーズ、あなたはどちらを選ぶ?
report●モーターサイクリスト編集部 photo●長谷川拓司

































