バイクで行くキャンプツーリングは、積載スペースが限られる。その中でいかに快適に楽しめるかがまた面白いのだが、慣れないうちは道具選びの悩みは尽きない。特に拠点となるテント選びは、キャンプツーリング成功のカギを握る重要なファクターだ。
ラフ&ロードは今期、新作のテントをリリースした。キャンプツーリングを知り尽くした老舗バイク用品メーカーの専用品だけに、かゆいところに手の届く出来となっている。まずライダーが気になる収納サイズは、長辺が50cmほど。ものすごく小さくなる訳ではないが、キャンプ用大型ツーリングバッグなら、ちょうどよく収まる。基本的には2ポールのドーム型で、設営はとても簡単。慣れれば10分もかからずに張れる。
室内は十分に広く、ヘルメットやジャケット、ツーリングバッグなどがあっても就寝スペースをきちんと確保できた。また、前後に出入り口があるので、通気性は抜群。室内のポケットも便利だ。
特筆すべきは防水性で、本体底部とフライの耐水圧は4000mm! 一般的なテントで1500〜2000mmなので、かなり高い。これなら雨の多い日本でも使い倒せる。
サイズ、使い勝手、快適性、全てがちょうどいいこのテントなら、どのレベルのソロキャンライダーも快適な一夜を過ごせるはずだ。
風が通り抜ける2つの出入り口
こちらもお薦め!
RR5955 ラフダウンシュラフ600FP
90%ダウン、10%フェザーを使用した、非常に小さく収納できる3シーズンシュラフ。快適温度は16℃、下限温度は10℃の設定。ピローポケット、湯たんぽポケットなども採用。
RR5956 ラフグランドシート
テントの下に敷くグランドシートも用意。四隅の金属製ハトメが強風時に有り難い。工夫すればタープにもなる
ラフアンドロードスポーツ
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