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ARAI アストロGX


■ 価格:5万7200円(ソリッドモデル)/6万6000円(グラフィックモデル)
■ サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62
走行中は常に着用するヘルメットにとって、かぶり心地や疲労の少なさは非常に重要。アライのアストロGXは、そんな「快適性」を重視したオールラウンドモデルだ。
頭を護る範囲のシェルを曲率半径75mm以上の連続した面とした「R75シェイプ」や、シールド取り付け位置を下げてシェル上部からの段差を減らした「シールドシステムAVS」など、滑らかなシェル形状にこだわるアライ。これはアクシデント発生時に、わずかな段差にも引っかかることなく、「衝撃をかわす」ための工夫だ。このアストロGXは、その丸いシェルの後部に空気の流れを整えるスポイラーを装着。これによりヘルメットを支える首周りの負担を減らし、事故発生時にはスポイラーが破損することで安全性を確保している。
さらに、脱ぎかぶりしやすい帽体デザインや、吸気効率や冷却効率を高めたベンチレーションシステム、インカムが取り付けやすく剛性も高めるハイパーリブなど、安全性と快適性を高度に両立。長距離ツーリングでその威力を存分に感じ取ってほしい。

カラーバリエーション(ソリッドモデル)





Araiのロゴマーク部は前頭部の空気導入口であるフロントロゴダクトとなっている。従来タイプよりも吸入量が増加しており、乗車姿勢にかかわらず効率よく外気を取り入れられるようになった。なお、上部のスイッチを写真のように上げるとダクトが閉まり、下げると開いて外気を導入できる。

特徴的な後頭部のGTスポイラーは、高速走行時に頭部後方の乱気流の発生を抑制することでヘルメットを安定させ、長時間のライディングでも疲労を軽減してくれる。

顎まわりの間口を前方と左右それぞれに5㎜広げることで脱ぎかぶりがしやすくなったのもポイント。

頭頂部のパッド形状を見直し、調整機能も備えることでかぶり心地を高めたGXEPシステム内装の素材には、肌と同じ弱酸性に保ち、さらに抗菌機能や消臭機能、防汚機能も備えるエコピュアーを採用して快適性をアップしている。
まとめ●モーサイ編集部